うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

ボヘミアン・ラプソディー

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話題の映画を観てきました。

 

伝説のロックバンド、クイーンを題材にした映画です。主にボーカリストフレディ・マーキュリーに焦点を当てて作られています。

 

もちろん、音楽もたっぷりと流されるので、音響設備の整った映画館で大音量で楽しんでもらいたいです。

 

まず、成功する人は良縁に恵まれるという法則のようなものを確認できました。メンバーが二十歳くらいのころにクイーンが結成されるのですが、メンバー全員が天才的な音楽家でイイ人なのです。あのメンバーが出会ったという時点でクイーンの成功は9割がた成し遂げられたと思います。

 

そして、富と名声を手に入れた後のフレディ・マーキュリーから、

 

【一人ぼっちで幸せになることは難しい】

 

と感じました。お釈迦様が、

 

「人間の悩みの大半は人間関係に起因する」

 

とおっしゃってますが、じゃ、一人ぼっちになれば悩みがなくなるかというと、そうじゃないんですよねぇ。この辺、とても難しいのです。

 

私が感動したのは、暴言を吐いてバンドを飛び出していったフレディ・マーキュリーが孤独にさいなまれて反省し、バンドのメンバーに復縁を願って謝罪するシーンです。許すにしてもメンバーたちの話し合いがもめた後だと思っていたら、全員、謝罪をすんなり受け入れるのです。けんか別れするまでもバンドのメンバーはイイ人だと感じてましたが、最初から最後までフレディ・マーキュリーの周りにはイイ人しかいなかったのです。

 

ラスト、とてつもなく大きなコンサート会場で演奏するシーンがつづくのですが、長い間絶縁状態だったことを微塵も感じさせない笑顔で演奏するクイーンの姿が印象的です。

 

幸せって何だろうと考えさせられる映画です。