だいじな本のみつけ方

大崎梢、光文社☆☆☆小学校4年生から中学生くらいまでを対象に書かれた児童書です。 本を読むことが大好きな中学二年生の野々香が、本を触媒にして友情を深めたり、それまで無関係だった人と人との縁を取り持ったりする物語です。たくさんのキャクターが登場…

星間商事株式会社社史編纂室

三浦しをん、ちくま文庫☆☆☆①民間企業はお金儲けが仕事である。②人的資源には限りがあり、有能な人材の割合は少ない。 こういった現実があるなか、重要な部署へ優先して有能な人を配置していくと、お金儲けにならない社史編纂なんてことをやっている部署には…

サピエンス全史 上

ユヴァル・ノア・ハラリ、河出書房新社☆☆☆テレビや新聞で評判になっていたので、買ってみました。 学術論文を読むほどの忍耐は必要ありませんが、学者が書いた本なので表現が回りくどいため、大衆文学を読むような気軽さで読み始めると挫折するかもしれませ…

AIブレインを買った

GSグローバル・ビッグデータ投資戦略(愛称:AIブレイン)を買いました。 私は無職で、うつ病なので繁華街には滅多に近寄らないため、景気が良いのか悪いのか、実感する機会はありません。しかし、新聞を読んでいると、G7に加盟する先進国の日本を除く…

メアリと魔女の花

学校が夏休みになって、子供たちが平日の映画館に押し寄せる前に《メアリと魔女の花》を見てきました。 対象年齢は小学生以上だと思いました。小難しい話は一切ないし、エロ、グロともにありませんので、子供に見せて安心のアニメ映画です。 ネット上では、…

もしも、北朝鮮が弾道ミサイルを日本に撃ったら

たまたまテレビで、北朝鮮の弾道ミサイルに対する避難訓練の様子を見ました。とっても違和感をおぼえました。 まず、避難訓練をしている場所です。そこは日本海側にある過疎に悩む県でした。私が北朝鮮の王様である金さんなら、ミサイルは人口密集地に落とし…

エヴリシング・フロウズ

津村記久子、文藝春秋☆☆☆主人公は中学三年生の山田ヒロシ。背は低い方で、帰宅部、成績は中の下くらい、何かに熱中している様子はなく、クラスでは目立たない平凡な男子です。そんなヒロシの中学生活最後の一年を物語にしています。 理由もなくイジメられる…

吹部!すいぶ

赤澤竜也、飛鳥新社☆☆☆絵のない少女漫画だと思ってもらえれば間違いありません。 東京の八王子にある高校の吹奏楽部を舞台にした爽やかな青春小説です。と言っても吹奏楽の強豪校ではなく、物語の始まりでは廃部の可能性もある情けない感じの吹奏楽部です。 …

201707運用報告

2017年も半分終わってしまいましたね。 去年の11月、トランプ大統領が誕生したときには、 「2017年は荒れた相場になる」 と予想したのですが、株も為替も平穏なままで「ホッ」としています。

居場所が欲しい

Eテレで、誰でも3百円払えば一日中過ごしても良い一軒家、【ひとのま】を紹介する番組を見ました。 そこには、様々な事情で不登校になった子供や、病気やリストラで居場所を失った大人が集まっていました。 主催者は福祉のプロではありません。集まって来…

この世にたやすい仕事はない

津村記久子、日本経済新聞出版社☆☆☆大学卒業以来、十数年続けてきた職を燃え尽き症候群で辞めて、転職をした36歳の女性が主人公です。 本のタイトルから、紆余曲折の末にプロジェクトを成功させるお仕事小説なのかなと思ったのですが、まったく違いました…

日本には成長産業がない

日本人のほとんどの方が利用しているアマゾン、アメリカではじめて株が上場されたときの株価はたった2ドルだったそうです。それが今やなんと、約500倍の値段で取引されているんだから夢のある話ですよね! 日本じゃ、そんな景気のイイ話は聞かないなぁ、…

小池都知事は無能だ

迷走を続けた豊洲市場移転問題だけど、ようやく小池都知事が判断を下しました。豊洲も築地も市場として利用するそうです。私は、 「小池都知事は無能だ」 と思いました。 仲卸業者は以下の2つの理由で衰退産業と言えます。 ①小売業者は規制緩和によって大規…

人生オークション

原田ひ香、講談社文庫☆☆☆2つのお話が収められています。2つのお話はまったく別な話です。それなりに項数があるので、短編集ではありません。 どちらのお話にも、とても好きな人がいるんだけど様々な事情により結ばれることが難しくて、どうするべきか悩む…

ひふみ投信を買った

ひふみ投信を買いました。 アメリカの大統領は相変わらず滅茶苦茶だし、イギリスでは与党が選挙で負けて政治が不安定さを増しているのに、世界的に株価は高値圏を維持しています。経済にマイナスのニュースがまったく株価に影響を与えないのは謎です。 足元…

加計学園問題について

昼食をとるとき、テレビでワイドショーを見ているのですが、加計学園問題について評論家が的外れなことをコメントしているのを見て、 「こんな的外れなことを言って、高い出演料を取っているんだろうなぁ」 と思ったら腹が立ってきたので、私が思うところを…

オケ老人!

荒木源、小学館文庫☆☆☆買い物の途中、目についたアマチュアオーケストラの公演を聴いて、その完成度に驚いた主人公がさっそく入団手続きをします。しかし、入団したそのオケはよく似た名前の別のオケだったのです。そこから始まる笑いと涙のエンターテイメン…

がっかり行進曲

中島たい子、ちくまプリマー新書☆☆☆小学生高学年から、高校生くらいまでを対象にした児童書です。 生まれつき体が弱く、喘息もちで、学校を休んでばかりの佐野実花の小学5年生から高校生までと、その後のお話がおまけで書かれています。 実花は体が弱いこと…

201706運用報告

先月は投資信託1つと、武田薬品工業を売って利益確定しました。 あんなに滅茶苦茶な人が大統領なのに、アメリカの株価は史上最高値更新なんですよねぇ。相場の予想は難しいです。

満月ケチャップライス

朱川湊人、講談社☆☆☆もうすぐ30歳になる進也が、中学一年生から二年生だった頃の不思議で心温まる体験を読者に語って聞かせるお話です。 進也の家族は30代の母親と小学四年生の妹です。 妹は小さかった時、進也がちょっと目を離したすきに大怪我をして足…

おかしな猫がご案内 ニャンと室町時代に行ってみた

もぐら、KKベストセラーズ☆☆☆室町時代って、約180年も続いたのに具体的に何があったのかよく分からない人が多いのではないでしょうか?私もその一人なんですが、これはこの期間に歴史小説の主人公になれるような英雄が誕生しなかったからなんですよね。…

武田薬品工業を売った

武田薬品工業を5,810円で100株売りました。 売却益は40,436円でした。 日経平均が2万円に近づくと売りたくなってしまいます。

グローバル・ロボティクス株式ファンドを売った

5月16日にグローバル・ロボティクス株式ファンドを売りました。 2016年9月6日に買付単価 10,234円 で買ったものが、売却単価 12,720円 で売れました。売却益は 121,447円 です。 約9か月で、24.29%成長したので、私とし…

無職になってよかったこと

昔、役所で一緒に働いた友だちと食事をしながら話す機会がありました。友だちはまだ役所で働いていて、新しいコンピュータシステムが導入されることを、めんどくさいと言ってました。 私は、平成になってスグのころに役所へ就職し、20年間働きました。この…

きのうの家族

三日月拓、新潮社☆☆☆日本のどこにでもある家族の日常を描いた物語です。 父・・・40代、サラリーマン母・・・40代、専業主婦長男・・・高校生長女・・・中学生父方の祖父母 以上の6人が二世帯住宅で暮らしています。 テレビでは、仲良し家族ばかり取り…

世界から猫が消えたなら

川村元気、小学館文庫☆☆☆30歳の主人公が、物語の冒頭でいきなり余命宣告されてしまいます。 「猫が消えた世界を扱ったお話じゃないの?!」 と、私は少し混乱しましたが、すぐに納得しました。こんな状況に置かれた主人公の前に悪魔が現れて取引を持ち掛け…

貯金の王道

ブログのアクセスランキングを見ていたら、貯金のやり方を紹介している記事がありました。 何のことはない、給料をもらったらスグにいくつかの袋に小分けしてしまうという昔からあるやり方を紹介しているだけの、なんの目新しさもない記事でした。 「こんな…

紙のピアノ

新堂冬樹、双葉社☆☆☆ピアノの日本一を決めるコンクールに挑む学生たちを描いた作品です。 主人公の白石ほのかは、小さな子供の頃に貧乏を理由にいじめられた経験を持ちます。しかし、心優しいピアノ講師に才能を見出され、無料でレッスンを受ける幸運を手に…

こんな感じ

群ようこ、幻冬舎☆☆☆50代の女性たちを応援するために書かれた本です。 ミユキ、マキコ、ヒロコの三人は同じマンションで暮らす50歳前後の独身女性です。三人はベタベタするような仲ではないのですが、必要な時には助け合って暮らす同志のような関係です…

201705運用報告

トランプ相場が終わって、4月は株も通貨もレンジ相場でした。 シリア、北朝鮮、欧州では極右政党の躍進など、それなりに色々あったんですが、市場参加者はそれほど問題視してないみたいです。

今そこにある貧困

私は無職で無収入なので、なるべくお金を使わないようにしています。 そんな私でも利用できるありがたい場所が図書館です。しかし、誰でも利用できる場所なので、ホームレスの方もやって来ます。いつもご一緒するわけではないのですが、月一くらいの割合でお…

幸腹な百貨店

秋川滝美、講談社☆☆☆大手百貨店グループの重役が、地方都市にあるデパートの業績回復に取り組むお話です。 本のタイトルから、美味しい料理がストーリーに関わってくるものだと思っていましたが、そんなことはありませんでした。食事のシーンはありますが、…

働かないの れんげ荘物語

群ようこ、角川春樹事務所☆☆☆私はたいへん面白く読ませてもらった《れんげ荘》なのですが、無職小説なんて流行らないだろうと思っていたら、なんと第二弾が出版されていました。 早速、手に入れて読みました。 『面白い!』 の一言につきます。《れんげ荘》…

キヤノンを買った

キヤノンの株を 3,475円 で100株買いました。 今朝、ニュースを見ていたら、 「東芝から買収した医療機器部門が好調で、キヤノンの業績が伸びている」 と報道されていました。 キヤノンは配当利回りが4.29%と高いので注目していたのですが、高…

貧乏でも恋愛はできるか?

ニートのオピニオンリーダーである有名ブロガーさんが、 【貧乏と恋愛】 というタイトルで記事を書かれていて面白かったので、私も意見を書いてみることにします。 まず、恋愛について定義します。ここでは、 【心がときめく異性と両想いになること】 とさせ…

ひかりの魔女

山本甲士、双葉社☆☆☆同居していた家族が亡くなったため、一人になった祖母(ひかり)を光一たちの家族が引き取ることになりました。 光一は大学受験に失敗して浪人中で、予備校には通わずに自宅で勉強しているために家族の中で一番長くひかりと過ごすことに…

いろは匂へど

瀧羽麻子、幻冬舎文庫☆☆☆主人公は30代中ごろ、独身女性、紫(ゆかり)です。 紫は転勤族の両親の都合で、子供の頃に何度も引っ越しを経験したため、知り合った人とはいずれ別れるものという考えが身についてしまい、人と深く関わることを自然と避けるよう…

春が来た

天気が良かったので、荒川の土手へ行ってきました。 土手の上はこんな感じです。桜が満開でした。 桜と菜の花の写真は、いかにも春って感じがします。 広い原っぱの真ん中に桜がありました。青空、桜、下草の緑の対比がとてもきれいです。 シロバナタンポポ…

春、戻る

瀬尾まいこ、集英社文庫☆☆☆望月さくら(36)は、もうすぐ結婚をします。12年働いた会社を寿退社して、結婚の日までの期間を利用して通っている料理教室に突然、お兄さんが訪ねてきます。 さくらには妹はいますが、兄がいるなんて記憶にありません。しか…

ひふみ投信を買った

テレビ東京の番組で、運用成績の良い投資信託として【ひふみ投信】が紹介されていました。 そこで、ネットで調べてみると以下のような長所があることが分かりました。 ①2008年10月1日に運用を開始してから運用成績が一度もTOPIXを下回ったことが…

201704運用報告

トランプ相場、終わっちゃいましたね。 理由はどうあれ、円安・株高は私にとって嬉しいことなので、それが終わってしまったのは残念です。 トランプ大統領には、これから着実に公約を実行してもらって、円安・株高の流れを復活させてもらいたいものです。 が…

北陸電力を買った

北陸電力を 1,096円 で100株買いました。 銀行にお金を預けていてもまったく利息が付かないので、 ①東証一部上場企業②配当利回りが高い③株価が安くなっている を条件にネットで探してみると、北陸電力が良さそうに思えたので買ってみました。 実は私…

ぽんこつ

阿川弘之、ちくま文庫☆☆☆1959年の東京を舞台に、ぽんこつ屋で働く青年、熊田勝利(25)と、大学4年生の三津田和子(22)を主人公にした物語です。 《ぽんこつ屋》と言われても今は存在しない商売なので、説明が必要かと思います。当時、日本で走る…

安全と安心は別物

私は役人だったころ、10年以上にわたって化学物質の安全性評価に関わる仕事をしました。その仕事の中で、消費者団体の勉強会に呼ばれて講師としてお話をさせて頂く機会がありました。 消費者の方々と直接話をさせてもらって感じたことは、 【安全と安心は…

鳩とクラウジウスの原理

松尾佑一、角川書店☆☆☆『エネルギーは必ず高い方から低い方へと流れていく』これをクラウジウスの原理という。 中学生になる頃から20代前半くらいまでの期間の若者たちにとって、異性にもてるか否かは非常に重大な関心事です。その期間に異性からまったく…

風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

柴田よしき、文藝春秋☆☆☆平日の13時から30分間、民放テレビ局で放送される、いわゆる【昼ドラ】と呼ばれるドラマの原作にピッタリの物語です。 舞台は百合が原高原と呼ばれる高原です。バブル景気だった80年代にリゾート地として開発されたのですが、…

れんげ荘

群ようこ、角川春樹事務所☆☆☆《お仕事小説》に分類される小説は星の数ほどあると思いますが、この本はなんと《無職小説》!です。 こんな本は読んだことがありませんし、主人公が考えていることがイチイチ納得できる内容なので、とても楽しく読むことが出来…

3月の花

今日のさいたま市は風もなく、天気が良かったのでお昼を食べたあと、カメラを持って散歩してきました。 アンギョウザクラが満開でした。 セイヨウスイセン ハナニラ オオキバナカタバミ ビオラ 春になると次々に花が咲くので、散歩が楽しくなります。

東京近江寮食堂

渡辺淳子、光文社☆☆☆もうすぐ還暦を迎える妙子のもとに、なんの前触れもなく失踪してしまった夫から10年ぶりにハガキが届きました。住所は書いてありませんでしたが、ハガキの消印は東京文京区となっています。妙子は夫を探すために住んでいる滋賀県から上…

清々と 1~4巻完結

谷川史子、少年画報社☆☆☆私も、もうすぐ50歳なので、こんなに美しい世界は現実には存在しないと分かっているのですが、それでも、 『こんな学校があったらイイなぁ』 と思いながら読みました。 主人公の田中清(さや)が第一希望だった名門女子高校、鈴蘭…