地方自治と戦国武将

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何という題名の本だったか忘れたのですが、司馬遼太郎さんの本に

 

「日本の歴史上で地方が一番活気があったのは、戦国時代だと思う」

 

といったことが書かれてありました。そんな司馬さんの本をたくさん読んだせいもあって、私もそのように思うようになりました。

 

話しは変わりますが、バブル経済が破綻し、銀行の不良債権問題でマスコミが夢中になって銀行バッシングを繰り返していたときのことです。世間の雰囲気に乗っかり、当時の東京都知事が、

 

「銀行に新しい税金をかけます!」

 

と言い出しました。私は地方自治体の首長にそんなことができるのか、ならば戦国武将みたいに

 

「税金を安くしてあげるから、うちの所へいらっしゃい!」

 

なんて首長が現れれば面白いのにと思いました。義務教育でも習う、楽市楽座の発想です。そんなことを考えていたところ、大阪府知事

 

「ならば大阪府も同様の税金をかけます!」

 

とおっしゃったのです。

 

私は現代の大阪府知事は戦国武将より発想が貧困だと思いました。そんなことをせずに東京で叩かれている大銀行に手を差し伸べて、大阪に本社機能を移転させることができれば大阪にとって経済的メリットがあったはずです。

 

ところで、私が無能だと思うこの大阪府知事ですが、今は国会議員に転身してご活躍です。むかし、同僚と飲んでいるときに

 

「政治家って馬鹿だよね」

 

と私が言うと、

 

「政治家のレベルはそのまま選んだ人達の頭のできと同じなんだ、政治家ばかりを責められないよ」

 

と同僚が答えていたのを思い出しました。

 

せっかく、税金から高い給料を払って政治家を雇うわけですから、賢い人を選びたいものです。