うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

働く動機

先日、アルバイトの面接に行ってきました。
よく聞かれる質問に、

 

「志望の動機は何ですか?」

 

があります。そこは一般の企業に就職できない知的障害者が通う作業所で、募集していたのは指導員補助でした。なので、私は

 

「人の役に立つ仕事ならやりがいもあるんじゃないかと思い、応募しました」

 

と答えました。すると、以下のようなことを言われました。

 

知的障害者は一度教えたくらいでは、仕事を覚えません。根気のいる大変な仕事です。


知的障害者は飽きると仕事をしません。ですが、無理強いすると暴れることもあります。大変です。


③作業所には知的障害者が30人いますが、一人一人、性格も障害の程度も異なります。一人一人にあったきめの細かい指導をしてもらいます。大変です。


④こういった仕事をされる方は求人がなくとも、自分で事業所の場所を調べて、自分の意志で見学に来るような人が望ましい。


⑤せっかく面接に来てもらったが、志望理由が我々の望むものとかけ離れているのが残念です。

 

要するに、

 

「そんな覚悟じゃ、勤まらないよ」

 

と言われた訳です。

 

「ずっとこの仕事がしたかったんです、どんな理不尽なことにも耐えてみせるから雇って下さい!」

 

なんて、嘘をスグに言えれば採用されたかもしれないのですが、

 

(だったら、ハローワークに求人なんか出さずに勝手にやって来る人が現れるまで今のまま働いていればイイのに)

 

と心の中で思いながら、笑顔で黙っているのがやっとでした。

 

【働く動機はお金だけじゃない】
 とか
【福祉の仕事をお金目当てでするな】

 

なんて意見もあるかもしれませんが・・・。

 

これまでに十数社の面接を受けたのですが、どこも時給800円のアルバイトに過剰な期待を求めて来るんですよね。安い給料でも技術が身について、将来独立できるようなアルバイトなら理不尽なことにも耐えられますが、日銭を稼ぐだけの仕事を最低賃金でさせておいて、高い職業意識を求められてもこちらは困惑するばかりです。

 

後日、いつものように不採用通知が届きましたが採用されなくてホッとしました。