ドックイヤー

《ドックイヤー》とは犬の寿命が約10年であることになぞらえて、変化が激しい現代では新しく生まれた技術の価値も10年で失われてしまう、という意味で使われる言葉です。なんで、こんな言葉が頭に浮かんだかと言うと、むかし買った漫画を久しぶりに読み返していたところ、

 

『僕の携帯、iモードなんだ』

 

と自慢する台詞が目にとまったからです。

 

「あぁ、そう言えば、そんな技術があったなぁ」

 

なんて思い出したのです。当時、iモードを利用して株取引をする同僚を最先端って感じで、カッコイイと思ったものです。そこで、本の裏表紙に書かれている出版日を確かめました。
2005年1月1日でした。なんと、iモードが陳腐な技術になるまでに10年もかかっていません!

 

本当にITの世界って日進月歩ですよね。ワープロ表計算、あとはインターネットの閲覧と電子メールができれば満足な私はアプリケーションソフトやOSのバージョンがアップグレードするたびに、

 

「また、最初から使い方を覚えないといけないのか、めんどくさいなぁ」

 

としか思っていませんでしたが、IT企業で働いているみなさんはどう思っているんでしょう?
ただ使い方を覚えれば良いだけの私と違い、内部の仕組みまで理解しなければならないのでしょうから、きっと大変なんだろうなぁ、と想像するのですが、ITを職業にする人は好きなことだから、喜々として新しい技術を身につけているのでしょうか?

 

「iモードに携わっていた人って、今も会社に居場所はあるのかな?」

 

なんて、変化の激しい社会に溜息をつきながら思いました。