母校の文化祭

26年ぶりに卒業した高校の文化祭を見学してきました。

 

耐震補強のために柱と柱の間を×(バッテン)になるように梁が渡されていたほかは、私が通っていた当時と変わらない校舎に妙な気分になりました。

 

もちろん、知った顔などありませんが、教室、廊下、階段、制服など、あまりに当時のままなので、今にも制服を着た当時の同級生から声を掛けられそうな気分になり、そわそわしてしまいました。

 

学食で26年前と変わらない味のカレーライスを食べた後、中庭を見おろす渡り廊下から高校生たちをみていたら、方丈記の有名な一節が頭に浮かびました。

 

【ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と栖(すみか)と又かくのごとし。】

 

学校って、いつも学生がいるわけなんですが、ずっと同じ学生がいるわけじゃないんですよね。毎年3分の1卒業して、毎年3分の1入学して。高校生として通学していたときには、そんなことはちっとも考えたことありませんでしたが、26年ぶりに高校生をたくさん見て、感傷的になりました。