晴れた日は図書館へいこう

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緑川聖司、ポプラ文庫ピュアフル
☆☆☆
まだ無名だったころの作者が日本児童文学者協会新人賞に応募するために執筆した作品です。ですから、小学生高学年からなら読むことができる内容となっています。

 

物語は小学5年生の女の子、茅野しおりの目線で語られています。しおりは憧れのいとこである美弥子さんが司書をしている雲峰市立図書館へ通うことが日課の読書が趣味の女の子です。

 

雲峰市立図書館では、日々、本にまつわるチョット変わった事件がおきています。迷子になった小さな女の子が図書館の本を自分の本だと言ってみたり、60年前に貸し出された本を返しに来た少年が現れたり、そんな小さな謎をしおりが解き明かしていくミステリー小説です。

 

児童書として書かれた本ですが、荒唐無稽な設定は一切無く、あくまで日常の生活の中で出会う謎を解き明かすというストーリーになっているので、大人が読んでも十分に面白い内容になっています。謎が解き明かされたとき、「じわ」っと心が温まる秘密が明かされます。