「え~っ、こんなイイところで終わっちゃうの!」
となった方もいるのではないでしょうか?その続編です。
神社で青い閃光を浴びて、気絶してしまった6人の子供たちですが、そのときの記憶が曖昧なため、あれこれと調べ始めます。しかし、納得できる理由には出会えません。
そんな風に過ごしていると、閃光を浴びた子供たちが不思議な体験をするようになります。ある子は強く願うと、希望する場所へテレポートしました。ある子は他人の体に触ると相手の心が読めてしまいます。
思いもよらずに身に着けた超能力に戸惑う子供たち、
『これは上手く使えばすごいぞ!』
となる子がいたり、
『人の本音が分かるなんて怖い』
と怯えてしまう子がいたり、
同じことを経験しても、「受け止め方は人それぞれだなぁ」、と実生活で思うことはよくありますが、この物語の子供たちも反応は様々です。
そして、子供たちは覚醒した超能力とどのように付き合っていくかを話し合うため、神社で秘密の会議を開くのですが、そこにこの不思議な現象の真相を知る新キャラクターが突然登場して、第2巻終了!
「え~っ、またまた、こんなイイところで終わっちゃうの!」
となって、次回作へ続くです。
小学生高学年向けに書かれた児童書ですが、大人が読んでも楽しい読み物です。子供たちがどんな結論を出すのか気になるので、次回作も読むつもりです。