外出した際、本屋さんを見つけると、とりあえず覗いて行くのが習慣になっています。
すると、たいていの本屋さんでは入口付近に《節約せずにお金が貯まる》とか《金運が良くなる》とか《楽して儲かる》なんて題名の本が平積みされています。
私のように夢も希望もない人間は
①世の中にうまい話なんてない
②お金を貯める方法は、多く稼ぐか、使わないかのいずれかだ
なんてふうにしか考えられないので、そんな簡単なことを本1冊にしている時点で胡散臭く感じます。しかも、こういった本は貧乏な人に向けて書かれたはずなのに千円前後する本がほとんどです。
「千円もする本を買わないことが、お金が貯まる体質になる第一歩じゃない?」
とか
「これって、貧困ビジネスなんじゃないの?」
とか思ったりしちゃいます。
こういった本がロングセラーになったことはないので、実際に役に立った人はいないと思うのですが、こういった本を買って帰る人の気持ちってどんな気持ちなんでしょうか?そんなことを考えながら、いつも《お金が貯まる本》の前を通り過ぎています。