もったいない話

役所で働いていたころの友人からグチメールが届きました。

 

日本年金機構の情報漏えい事件をうけて、職場の情報セキュリティー強化に努めなければならないそうです。

 

友人は現在、職員数約70名の独立行政法人のコンピューターセキュリティー責任者なのですが、監督官庁から1千万円渡されて、

 

守秘義務のある情報全てを暗号化せよ。」

 

と命じられたそうです。今、仕様書の作成と入札の準備に忙しらしく、

 

「とんだとばっちりだよ!」

 

と迷惑がっていました。

 

国の税金を使って運営されている組織の職員が不祥事を起こすと、国家公務員全体で再発防止策に取り組まなければならなくなってしまうんですよね。そして、そうやって内部統制がきつくなると二度と緩くなることはありません。

 

数年に一度の不祥事でも長くいると積もり積もって、真綿で首をじわじわ締められるみたいに息苦しくなってきます。内部統制が強められて、明るくなる職場なんてありませんからね。

 

マスコミ報道では日本年金機構の漏えいした情報を元通りにするのに税金が約10億円使われるとのことですが、それ以外にも私の友人の職場のように日本中の公的機関で、今回のことをきっかけに情報セキュリティー強化のために税金が使われるわけですから、足しあげていったら莫大な金額になると思います。

 

まったく、もったいない話です。