柳原望、メディアファクトリー
☆☆☆
新刊が出るのを楽しみにしている漫画が一つ完結してしまいました。
久留里が成長して、高杉クンが久留里を保護する対象として見るのではなく、一人の女性として見るようになって、奇妙な同居生活もいつかは終わるんだろうなぁ、と思っていたのですが、久留里の大学生編がなくて残念な気もします。
それにしても、高杉クンは最後までヘタレでしたねぇ。いかにヘタレな高杉クンでも、最後は自分から告るもんだと思ってましたよ、私は。
さらに、高杉クンは久留里が告ったあと、回答を保留にしたまま、久留里みたいな美少女を４年間もほったらかしにするんですから。まったく、なんて奴だ！普通の女の子なら、４年間一度も会えない男なんて、捨てちゃいますよね。
でも、会えない４年間も建設的に生活している久留里が、これまでの久留里そのままで笑顔になりました。
こんな書評じゃ、なんのことやら分からないと思いますが、今回は最終巻なので、分かる人にだけ分かってもらえればイイや！ハッピーエンドで取り敢えず良かった！
