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オボカタさんのこと

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オボカタさんのことをブームが去ったら、いつか書こうと思っていました。彼女の博士号が剥奪されたことで、ようやく一件落着したみたいなので、徒然なるままに書いてみます。

 

★まず、《論文のコピペって彼女だけの問題か?》ってことについて。
彼女が投稿した科学誌が世界的権威のあるものだったため、見逃してもらえませんでしたが、仲良しクラブみたいな学会で発行している同人誌のような学会誌に投稿していたら、なんの問題もなかったと思います。

 

私は3年間、つくば市にある国の研究機関で研究職として働いたことがありますが、そこで行われていた研究の多くは海外論文の焼き直しで、オリジナリティのある研究はあまりなかったように思います。まぁ、そう言った研究者は身の程を知っていて、日本だけで流通する仲良しクラブみたいな学会に投稿するんですけどね。当然、中身もそっくりになるワケで、そういった論文まできちんと検査したら数千人の博士がコピペでオボカタさんのように失職すると思います。

 

★なんで、こんな大事になったかについて。
科学の進歩なんて、三歩進んで二歩下がるみたいなことを繰り返してきたワケで、STAP細胞が実際には無かったことを問題にするのだとしたら、今回の騒動は理解できません。前に述べたように、博士の世界でコピペなんてありふれたことだと思うし、STAP細胞が存在しないことも問題がないとしたら、なぜ、世間はあれほどヒステリックに彼女を痛めつけたのでしょうか?

 

私は、彼女が美人だったからだと思います。普段、口にすることはありませんが、誰もが、

 

『美人は得だ』

 

と心の底で思っているはずです。ただ、美人に価値があるのは希少性があるからで、多くの女性は美人でないため、その方たちの嫉妬がもとになって、非寛容な態度となってあらわれたのでしょう。

 

★ちょっと脱線します。
博士になるようなエリートでも美人に弱いのかと問われれば、答えは「イエス」です。

私が経験したことですが、朝、研究室に着くと、男性研究者が集まって相談しています。どうしたのか訊ねると、

 

「××研究室に新卒の女の子が今日来るんだって。みんなで見に行こうと思って。」

 

と言うではありませんか。言っておきますが、この研究機関は石を投げれば東大や京大で博士になった人に当たるような職場です。そんな場所の男でもこんなものです。ただ、これには続きがあって、男たちが、がっかりした様子で帰ってきたので、ワケを訊ねると、

 

「オバサンだった。ちっとも初々しくなかった。」

 

と残念そうでした。博士になるまで、学校に通うと最年少でも28歳になってしまうので、多くのリケ女は博士になって就職する頃には「女の子」と呼ぶのには無理のある外見になってしまうのです。

 

また、リケ女と言われる人たちは身なりに無頓着な人ばかりで、研究所ではスッピンだし、スカートを穿いている女性研究者にも滅多にお目にかかりません。そんなことが常態化した博士の世界にオボカタさんのような人がやって来たら、それこそお姫様のように扱ってもらえたことが想像できます。

 

★まとめです。
そんな、

 

『これまでイイ思いをしてきたんでしょ?』

 

的な嫉妬や妬みといった世間の負のエネルギーが原動力となって過剰ともいえる報道を引き起こし、彼女を自己都合退職に追い込み、ついには博士号剥奪に至ったのが今回の一件だと思います。人間の暗い一面を感じさせる事件でした。