グローバリズム

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今みたいに交通手段が発達する前は、資本家は自分の国の中で

 

・誰に作らせると一番安く作れるか
・誰に売ると一番高く売れるか

 

を考えていたと思います。

 

ただ、これだと狭い地域の中で貧富の格差が目につくようになってしまう欠点がありました。働いても貧しいままの人たちが、豊かな人たちを見て不満を持ってしまいます。

 

しかし、交通手段の発達がこれを解決しました。資本家は世界規模で

 

・どこで作ると一番安く作れるか
・どこで売ると一番高く売れるか

 

を考えるようになりました。こうして、貧困は目につきにくい遠い国へ輸出されたのです。グローバリズムっていうのは突き詰めるとこういうことだと思います。

 

これを先頭に立って推し進めてきたのがアメリカで、私はつい最近までアメリカ人はみんなこのことを好意的にとらえているのだと思っていました。でも、どうやら違うみたいです。

 

アメリカの大統領になるかもしれないトランプさんを指示する人たちの中には、発展途上国に仕事を奪われたと感じて不満を抱いている人が相当な数いるそうです。

 

働いても、働いても貧しいままの発展途上国の人たちがグローバリズムに反感を持つのは容易に想像できたのですが、たくさんのアメリカ人がグローバリズムに反感を持っていることに私は驚きました。

 

もし、トランプさんが合衆国大統領になってグローバリズムが後退するようなことになったらどんなことになるのでしょう?

 

結局、グローバリズムで得をした人は誰だったんだろう?

 

アメリカの大統領選挙を見ていてそんなことを考えました。