変わらないもの

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バイオリン工房へ行ってきました。うつ病になってバイオリンを弾くことはやめてしまったのだけれど、孤独に耐えられなくなると工房のご主人と雑談するために私が押しかけるのです。

 

初めて工房を訪れたのが2001年でした。それから随分と時間が過ぎましたが、工房の様子は少しも変わりません。

 

バイオリンは今から約300年前に現在の姿になって、ほとんど姿を変えることなく現在に至っているので、それを制作・修理する工房も昔のままというわけです。

 

そんな変わらない工房にいると私は心が落ち着きます。刺激を求めて変化を好む人もいますが、私はそんな人間ではありませんでした。

 

働いていたときは激しく変化する社会についていくのが精一杯でした。そして、今はそれを諦めたために無職となっています。

 

社会はコンピューターの進歩に合わせて、もっと早く、もっと効率よく、と変化しているように思うのですが、そもそも人間がその進歩に耐えられるものなんでしょうか?

 

私は

 

「これ以上、便利になんてならなくてもイイな」

 

と思っています。