バングラデシュのテロで思ったこと

バングラデシュで、7人の日本人がテロリストによって殺されました。この報道に接したとき、私は多くの日本人が感じたことと違ったことを思いました。

 

被害者の中に80歳の鉄道技術者がいたことに2つの点で驚いたのです。

 

一つ目は健康についてです。私の母は72歳です。母は認知症で、生産的なことは何もできません。あちこち悪くて、病院に通うことが日課のようになっています。そんな72歳がいる一方で、80歳で日本から遠く離れた不便な発展途上国へ赴き、昼間は精力的に働き、夜はレストランで食事をしている人がいる。つくづく、健康って【運】だなぁ、と思ったのです。

 

二つ目は80歳になっても世間から必要とされる人がいるということ。私は現在47歳で、これまでに2百社以上から不採用通知を受け取りました。さすがにこれだけの数、不採用通知をもらうと

 

『ひょっとしたら、どこかに私を必要としてくれる人がいるんじゃないか』

 

といった妄想はしなくなり、

 

『私は世間から、まったく、ぜんぜん、一切、必要とされていない』

 

という現実が体の隅々まで行き渡りました。

 

10代のころは人並みに夢もあったのです。あのころからいくつかの選択をし、現在に至っているわけですが、まさか誰からも相手にされない無職になっているとは夢にも思っていませんでした。

 

地道にコツコツ生きてきたつもりなんだけどなぁ。私の人生、どこで間違っちゃったんだろう?