東京オリンピック終了後の経済活性化の起爆剤として、政府が大阪万博を検討しています。
東京オリンピックの開催費用
３，０００，０００，０００，０００円
を誰が、どうやって、捻出するのかまだ決まっていないのに次のお祭りの計画を立てるなんて、政治家や官僚は馬鹿なんでしょうか？
それと同時に、政府では老人介護費用の削減を検討しています。これが実行されると、要介護１と２の人は介護費用を全額自己負担しなければなりません。
うちの母は要介護１です。要介護１がどんなものかイメージしてもらうため、母がどんな状態か紹介すると、
・押し車を使えばノロノロと自立歩行できるが、百メートル歩くと十分休憩が必要。
・短期記憶がないので、十分前に自分がしていたことを全く覚えていない。
・いつもどこか不調で、週一で医者に連れて行かなければならない。
ちなみに、母は去年は要介護２でした。リハビリのおかげで自立歩行できるようになったので、要介護１になったみたいです。専門家じゃないので、ハッキリと分かりませんが、認知症で、車いす生活だと要介護２になるような気がします。
こんな状態の年老いた親の面倒を家族だけで見てくださいなんていう政策が実行されたら、私の生活は破綻するでしょう。そして、そんな私を見た人たちは将来不安から貯金に励むようになるはずです。だから、老人介護費用を削って万博を開催することは経済活性化になりません！
誰でも老人になるのですから、自分に関係あることだと思って、税金をお祭りに使うか、社会保障に使うか、考えて下さい。
私は大阪万博開催に反対です。
