静子の日常

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井上荒野、中公文庫
☆☆☆
夫に先立たれたおばあちゃん、静子さん(75)がこれを機会に息子夫婦と高校生の孫娘と同居することになりました。

 

静子さんはおっとりしてるけど、決めたことはやり通す心の強さがあり、大胆な行動力も持っています。かと言って、偏屈ではなく、ユーモアも兼ね備えた魅力的なおばあちゃんです。

 

本は、1つ、約10分くらいで読める短い段落で構成されていて、静子さん、息子、息子の妻、孫娘、と次々に主人公がかわっていきます。内容も、重たい内容はなく、平和な家族の日常を扱った小説なので、寝る前とか、通勤中に読むのにピッタリです。

 

静子さんの、年齢を重ねたからこそできる処世術のようなものに、私もこんな風に年を取れたらイイなと思いました。