うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ふたりのかつみ

新井素子、角川文庫☆☆☆SFライトノベルです。 女であることに違和感を感じている中学一年生の勝美が、自分の部屋の押し入れにパラレルワールドへつながるトンネルがあることを発見してお話が始まります。 トンネルをくぐると、パラレルワールドには容姿がそ…

これは経費で落ちません! 経理部の森若さん

青木祐子、集英社オレンジ文庫☆☆☆現実社会ではお金がなければ何もできませんから、お金の流れを精緻に追跡できれば、個人のみならず国家でさえ、行動を全て把握できると私は思っています。 会社でこの役割を担うのが経理部です。あらゆる部署からあがってく…

核シェルターなんてムダ、無駄、むだー!!!

ゼネコンとつながりの深い国会議員たちが、北朝鮮危機を口実にして、税金を使って核シェルター建設を目論んでいます。転んでもタダでは起きないたくましさに感心するばかりです。 でもですね、冷静になって考えて下さい。北朝鮮から発射された弾道ミサイルっ…

かんかん橋の向こう側

あさのあつこ、角川書店☆☆☆山間の小さな温泉町、津雲で暮らす普通の人たちの日常を描いた物語です。【津雲】でネット検索してみたのですが、ヒットする地名はありませんでした。しかし、登場人物たちが話す方言や会話の内容から、中国地方の人口減少が問題に…

ヒガンバナ

さいたま市でヒガンバナが咲きました。 ヒガンバナは、私にとって秋の始まりを知らせる花です。 今年もなんとか夏を乗りきることができて、「ホッ」としています。

あの会社はこうして潰れた

藤森徹、日経プレミアシリーズ☆☆☆本書は帝国データバンクで働いていたサラリーマンによって書かれたものです。そのため、客観的な事実と、著者による簡単なコメントが記載されているだけで、倒産にまつわるドロドロした人間ドラマは一切ありません。 大企業…

少女霊異記

高樹のぶ子、文藝春秋☆☆☆主人公は高畑明日香(22)。短大を卒業後、薬師寺で非正規職員として働いています。 明日香の愛読書は《日本霊異記》です。日本霊異記は奈良時代の終わりから、平安時代の始まりにかけて活躍した景戒というお坊さんが、当時巷で語…

さいたま市の夏は終わりました

私の部屋にはエアコンがありません。ですから、夏の間はずっと、汗をダラダラ流しながら部屋でジッとしています。 なかでも悩ましいのは、就寝するときです。もともと寝つきが悪く、睡眠薬に頼っているような人間なのに、蒸し暑い部屋ではなおさら眠ることが…

201709運用報告

世界的な株高が終わってしまったようです。長いこと赤字の、インドへの株式投資が、もう少しで黒字になるところだったので残念です。 8月7日に富士フイルムを買いました。粉飾決算で株価が下がっていますが、高い技術力がある会社なので、今回のことで有害…