うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2021-01-01から1年間の記事一覧

物欲がない人は【自由】を買え

私は30歳になったころから、物欲、性欲がなくなりました。 そのころまでに、 「やりたいことはだいたいやったな」 と思えたし、そのおかげで身の程が分かりました。 私のようにいろいろ試してみたけど才能が見つからなかった人は、どんどん貯金しましょう…

てふてふ荘へようこそ

乾ルカ、角川書店 ☆☆☆ 家賃:月1万3千円間取り:2K敷金、礼金:なし管理費:なしトイレ、風呂、玄関が共同 というのが、てふてふ荘の物件情報です。地下鉄がある地方都市に建っているそうなのですが、例えば、札幌とかでもこの家賃は破格の安さですよね…

好きなことをする人生と嫌いなことをしない人生

節約ブログを見ていたら、 「やりたいことを我慢して貯金するとかもったいない。だいたい、お金を使ったらまた稼いで解決じゃん。」 とコメントが書いてあって考えさせられました。 日本は消費社会だし、NHKを除くマスコミは営利目的の企業なので【節約】…

守護天使 みんなのキズナ

上村佑 宝島社文庫 ☆☆☆ 知的障害のある青年がヤクザから、 「あそこにいる人たちは悪い人たちだからこのピストルでやっつけて」 と騙されて、広域暴力団の組長を射殺してしまいます。 知的障害の青年はヤクザから追われることになるのですが、これを助けるた…

ボランティアはやらない

ついこないだ、離れたところで暮らす妹が遊びに来て、 「寂しいなら、ボランティアでもしてみたら?」 と言われました。 とっさに、 「そんなの絶対に嫌!」 と答えてました。 私は、うつ病、無職です。一週間、他人としゃべらないことが珍しくありません。…

鳴くかウグイス~小林家の受験騒動記

不知火京介、光文社 ☆☆☆ 中学受験をする家庭の一年間を物語にした本です。 私は、生まれてから関東平野を出て暮らしたことがないため、この物語の舞台になっている京都の地理が分からないのだけど、京都の地名が頻繁に出てくるので土地勘のある人は親しみや…

日本はインフレ

私は冬になると夕食に袋めんを食べています。貯金を切り崩しながら生活しているので節約するために、袋めんとクズ野菜とウインナーを鍋で煮込んで食べるのです。一食2百円くらいでしょうか。 そんなわけで、一年ぶりにスーパーの袋めんのコーナーへ足を運ぶ…

202112ほったらかしで資産運用!

※良い物を長く持つという方針で資産運用しています。 先月の損益の増減は -8,944円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)アドビ+7.7%/月 最下位)クラウドストライク-20.0%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先…

20代で恋人がいて、結婚しようか迷っているなら結婚した方がイイ

ネットを徘徊していると婚活に関する情報がたくさん上がっていることに驚きます。 そのほとんどが、30歳を過ぎて婚活している人たちの愚痴です。 ざっくりとまとめると、 【イイ人がいない】 ということになります。 私は現在、52歳ですが、同級生たちの…

あいまい生活

深沢潮、徳間書店 ☆☆☆ 題名と装丁が内容と合っていません。 東京世田谷区にある、家賃三万円の女性専用底辺シェアハウスに集まった6人の物語です。 世田谷区で家賃三万円なので、とてもポンコツなシェアハウスです。そんな場所に身を寄せる若い女性は訳アリ…

うつ病、無職はリア充が嫌い

ずいぶんと前からテレビや雑誌を見なくなりました。 なんとなく、 「嫌だな」 という気持ちから少しづつ離れていって、今はほとんど目にすることがなくなりました。 この気持ちを言語化できずにいたのですが、小説を読んでいたら、平凡な人生を送る初老女性…

おしまいのデート

瀬尾まいこ、集英社文庫 ☆☆☆ 短編集です。5つのお話がおさめられていて、1話がだいたい40分で読めます。 《デート》と言うと、男女のイベントと普通は考えますが、ここでは必ずしもそうではありません。 祖父と孫、教師と元不良、クラスメイト同志、バツ…

人は釣り合いの取れた人としか縁がない

《問題のある夫婦がいます》というドキュメンタリー番組を見ました。 どんなふうに問題があるか箇条書きすると、 ☆奥さん①躁うつ病②軽い知的障害あり 奥さんは30代後半です。食欲を抑えられないため、とても太っています。小学生のころから躁うつ病に悩ま…

彼らが本気で編むときは、

原作:荻上直子ノベライズ:百瀬しのぶ出版社:PARCO出版 ☆☆☆ これはまず、文庫本の裏に書かれていた内容紹介をそのまま載せます。 ・・・・・・・・・・優しさに満ちたトランスジェンダーのリンコと、彼女の心の美しさに惹かれすべてを受け入れる恋人…

今の皇室制度は無理ゲー

眞子さんが皇室を離れて一般人になったそうだけど、眞子さんは今、都心にある家賃月130万円のマンションで、圭さんと二人で暮らしているみたい。 一般人になったのだから、どこに住もうと自分で稼いだお金で住むぶんには誰も何も言わないと思うのだけれど…

202111ほったらかしで資産運用!

※良い物を長く持つという方針で資産運用してます。 先月の損益の増減は +2,395,445円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)クラウドストライク+19.1%/月 最下位)VISA-6.0%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

桜ハウス

藤堂志津子、集英社文庫 ☆☆☆ 叔母から古い一軒家を相続し、シェアハウスを運営し始めた蝶子(46)と、そこに住むことになった遠望子(41)、綾音(36)、真咲(31)の物語です。 おもしろさは、5段階評価なら《3》かな。 4人ともキャラが立ってい…

しないことリスト

pha、大和書房 ☆☆☆ 現在ニートの人、これからニートになるつもり、なんて人が読むとためになる本です。ニートをやっていく上での心構えを36項目にわたって書いています。どこから読んでもOKで、最近の私は寝る前に手に取って、たまたま開いたページを…

共産党候補の演説を聞いて、やっぱり日本はダメだと思った

衆議院が解散して選挙が始まりました。 ウチの近所に大きなスーパーがあって、そこで演説する候補が後を絶たないのですが、たいへんうるさく、迷惑しています。 拡声器で怒鳴っているものだから嫌でも耳に入ってくるのだけど、共産党候補の演説内容がひどか…

圏外同士

冨士本由紀、双葉文庫 ☆☆☆ 二人の主人公の目線で物語が進行します。と言っても、恋愛小説ではありません。 一人目:中堅食品メーカーで出世コースから外れ、関連子会社の社長になった58歳の男。 二人目:服飾デザイナーを目指して努力するも挫折し、お金が…

ぶたぶた図書館

矢崎存美、光文社文庫 ☆☆☆ 児童書であることを押し出している本ではありませんが、読み終わった感想は、「児童書だな」、と思いました。 閉館後の図書館で、子供たちから預かったぬいぐるみを、あたかも本を読んでいるようなポーズをとらせて撮影し、その写…

早く、安く、賢く失敗しろ

アメリカのベンチャー企業の若い経営者たちの間で、 「早く、安く、賢く失敗しろ」 というのが合言葉になっているそうです。 未開拓の分野に挑戦するとき、失敗は避けられないのですが、どうせ失敗するなら、 ①早く失敗する。他の人よりも先に経験する。 ②安…

ショートホープ・ヴィレッジ

藤井建司、祥伝社 ☆☆☆ 主人公はプロのロックギタリストを目指していたのだけれど、左手を大けがして断念した青年です。 傷心旅行に出かけて貯金が底をついたとき、たまたまたどり着いた街で暮らし始めます。 駅前は都市計画に従って作られた整然とした街並み…

202110運用報告

先月の損益の増減は -777,208円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)VISA-0.1%/月 最下位)アドビ-11.6%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先月の最優秀はVISAでした。 先月の最下位はアドビでした。…

資本逃避が始まった!

私は、 【S&P500】と【全世界株式】 への投資を主軸にして、資産運用をやっています。 投資しているファンドの資産残高が気になって確認すると、きれいな右肩上がりで増えています。 バブル経済が崩壊した直後の混乱した日本の記憶が残っている人たち…

メガネと放蕩娘

山内マリコ、文藝春秋 ☆☆☆ 地方のシャッター商店街を舞台にした物語です。 主人公のタカコは33歳、独身、市役所勤務。実家は商店街の中にある本屋で、一階がお店、二階が住居スペースになっています。 平凡な日常が前触れもなく壊されます。17歳のときに…

貯金を使い切って死にたい

私は若いころ【運】を意識したことはありませんでした。人生は、【努力】と【才能】で決まると思ってました。しかし、52年間生きるうちに、 「人生って、運に左右されるな」 と思うようになりました。 今の若い人たちは、私よりも早熟みたいで、【運】を意…

主夫のトモロー

朱川湊人、NHK出版 ☆☆☆ 主人公は20代中ごろの知郎(ともろう)です。 物語は知郎の勤めていた会社が突然倒産するところから始まります。そのことを付き合っていた恋人の美智子に伝えると、 「じゃ、結婚しよう。一人じゃ食べられなくとも、二人なら食べ…

JR西日本を買え!?

9月6日、野村證券に用事があって行ってきました。 用事が済むと野村證券の人から、 「JR西日本の株を買いませんか?」 と言われました。 勧める理由として以下3点をあげていました。 ①今ならコロナで旅客数か減り、株価が下がっている。②コロナが終息す…

屋上のテロリスト

知念実希人、光文社文庫 ☆☆☆ 現在の日本とは違う日本を舞台にしたお話です。 太平洋戦争のさいに無条件降伏を受け入れるのが遅れ、ソ連に東北まで侵攻されて終戦を迎え、関東平野にある利根川のあたりを国境線にして東西が分断されています。 本の表紙に高校…