うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

しょっぱい夕陽

神田茜、講談社 ☆☆☆ 48歳になって、人生に迷う男女5人の物語です。 一人一人の物語は独立していて、お互いの関係はまったくありません。 主人公たちに共通しているのは、自分に何が出来て、何が出来ないかをきちんと把握していて、自分はあらゆる面で平凡…

老後の現実は身も蓋もなかった

本屋さんでマネー雑誌を立ち読みしたら、70代の方たちに老後に大切なことは何かをアンケートした結果が載ってました。結果は、 1位)健康2位)お金3位)生きがい4位)友だち の順でした。 1位の《健康》に異論がある人はいないと思います。2位の《お…

社長にできて、サラリーマンにできないこと

バイオリンを弾いていると雑音がするようになってしまったので、近所のバイオリン工房に持って行きました。すると、 「どこも悪くありませんよ」 と診断されてしまい、修理しないで帰宅しました。検査だけなら無料なのでよかったのですが、弾いているときに…

永遠も半ばを過ぎて

中島らも、文春文庫 ☆☆☆ 中年の男二人が主人公のコメディ小説です。 まず一人目は、詐欺師の相川です。若いころには中小企業の社長をしていたのですが、詐欺師に騙されて会社を倒産させます。しかし、悔しいという思いよりも詐欺師の鮮やかな犯行にほれぼれ…

ぐるぐる💙博物館

三浦しをん、実業之日本社 ☆☆☆ 日本各地にある博物館を作家の三浦しをんさんが取材して本にしたものです。 私は三浦しをんさんのファンなので読んでみたのですが結局は単なる取材記事なので、《三浦しをん》の作風みたいなものはありませんでした。 「これな…

小野寺の弟・小野寺の姉

西田征史、幻冬舎文庫 ☆☆☆ 早くに両親を亡くして、一軒家でずっと一緒に暮らしている小野寺進(33)と小野寺より子(40)のお話です。 お互いのことを思いやるあまり、不器用な言動ばかり出てしまう姉と弟を描いています。 より子も進も、 「自分が結婚…

僕の生きる道

橋部敦子、角川文庫 ☆☆☆ 中村秀雄は進学高校の生物教師です。自分の寿命は80くらいだろうと漠然と考えて28年生きてきました。 長い人生なんだから、無茶や無理をせず、仕事は無難にこなし、保険に入ったり、コツコツ貯金をしたりして生きてきました。 と…

202101運用報告

先月の損益の増減は +614,419円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)住友化学+11.5%/月 最下位)グーグル-2.1%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先月の最優秀は、住友化学でした。しかし、住友化学は上がっ…