新聞を読んでいたら、公的機関でまだWindows XPを使っているところがあって、
「マイクロソフトのサポート終了にどのように対処するか決まっていないところがたくさんある」
と記事になっていました。
「お金がない」
なんて理由は仕方がないにしても、
「OSのサポートが終了すると何が問題なのか分からない」
「使い慣れたOSを使い続けたい」
「担当者が3年おきに人事異動で変わるので対応できない」
なんていうトンデモ回答もあって、
「こんなのんびりした職場がまだあるんだなぁ」
と妙な感心をしてしまいました。
私の勤めていた役所ではOSのサポート終了を考慮してパソコンを毎年少しずつ更新していましたが、まだ使えるパソコンを廃棄するのはもったいないなぁ、と思っていました。それもこれも、これだけパソコンが一般に普及して、インターネットが社会インフラと言っても抵抗が無い時代になったのに、OSを営利企業が提供しているからですよね。
パソコンでできることも一通り出尽くした感があり、OSを新しくしたところで、できることが増えるわけでもないわけですから、まだ壊れていないパソコンは使い続けられるように、一企業の経済活動に左右されないOSが広く一般に普及すればいいのにと思います。何か良い知恵はないのでしょうか?