今月行われた選挙で、小渕優子サンが当選していて驚きました。彼女がブラックかどうかは司法の判断が出ていないので、断定できませんが、グレーではありますよね。そんな人が2位に大差をつけて当選するなんてビックリです。
私は都市で暮らしていますが、私の選挙区の国会議員は選挙期間中に大声で自分の名前を叫んでいるとき以外はどこで何をやっているのかサッパリ分かりません。しかし、小渕サンは当選後も後援会の人たちのために観劇会を企画しているそうです。政治家が支持者のためにお楽しみ会を催しているなんて今回の疑惑がなければ知りませんでした。濃密な人間関係が存在する地方では、日常的に国会議員と有権者がギブ&テイクしているんでしょうね。
秘密を守る一番有効な方法は共犯者にしてしまうことです。そういう意味で、彼女が企画した観劇会に参加した人たちや、ワインをもらった人たちは共犯者みたいなものです。そのように考えれば、彼女に投票した人たちの気持ちが理解できます。
人間関係が希薄な都市と、濃密な人間関係が存在する地方では政治家の選び方が違っているんだなぁ、と今回の選挙で思いました。