吉田覚、新潮社
☆☆☆
最近、私が寝る前に読んでいる肩の凝らないギャグ漫画です。
ニートの兄と妹がダラダラと過ごす日常を描いて、読者を「ぷっ」と笑わせます。ブラックジョークは全くなくて、ほのぼのとした笑いだけで成り立っているのが好感を持てます。
ストーリー漫画ではなくて、1話が1~4ページの短編が集まった本になっています。なので、どこから読んでも問題ないのですが、少しずつキャラクターが増えていっているので1巻から順に読んで行ったほうが良いかと思います。
お金を稼ぐために社会へ出れば、どこもかしこも息が詰まりそうな会社ばかりの昨今、こんな仲良し兄妹が日本のどこかで楽しそうに暮らしていたらと想像しながら読めば精神安定剤のような効果があると思います。