洗濯物を干しながら、ラジオを聞いていたら人生相談をやってました。
『私は他人に興味がないのですが、社交的な人に憧れます。どうしたら、私のような人間でも社交的になれますか?』
という相談です。
私は、他人に興味がない人は社交的になれないんじゃないかと思ったのですが、回答者の精神科医が次のように回答しました。
『他人に興味がないというのは、大勢の人を相手にするときに大きなアドバンテージになります。なぜなら、相手に共感することがないので常に心が冷静でいられるからです。他人に興味がある人は、いちいち相手に共感してしまい心を動かされ、疲れてしまうので大勢を相手にできません。』
まさに目から鱗でした。たしかに、私は、ハローワークや病院のような暗い雰囲気の場所へ行くと、その場にいる不幸な人たちに共感してしまい、ウツになってしまうからです。貧乏な人、重病な人を見ても何も感じなければ、私のようにならないでしょう。
『社交的な人の会話は、あらかじめ質問に対する答えを持っていて、例えば、「今日はイイ天気ですね」と言われたら機械的に、「はい、青空が綺麗です」と答えているだけです。考えてみて下さい、一人の人間との会話をじっくり考えながらやっていたら、時間がいくらあっても足りないでしょ?他人に共感せず、考えすぎず、即答できることが社交的になるコツです。他人に興味がないあなたは社交的になる素質が十分にあります。』
どうでしょう、興味深い話ではありませんか?社交的な人への見方が180度変わりました。