うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

衰退する日本

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身銭を切って国際分散投資をするようになると、これまで聞き流していた世界の経済指標が頭に入ってくるようになりました。そうしてみると、

 

「日本って少しずつ衰退しているよなぁ」

 

ということを実感としてもつようになりました。すると、他にも私と同じようなことを思っている方がいて文章にしていたようです。2020年1月27日の読売新聞の記事《取り残される日本経済》として掲載されていました。

 

為替リスクを恐れて日本国内でのみ資産運用されている方が、国際分散投資を始めるきっかけになればと思い、要点を拡散します。お役に立てば幸いです。

 

熊野英生(エコノミスト
一人当たりGDPが世界26位の日本は、もう胸を張れるほどの金持ち国ではない。要因は円安に加え、生産性の低さにある。世界では、生産性のとらえ方が物量から付加価値へ転換しているのに、日本ではひと昔前の価値観に固執している。その発想は、コストを削減してモノを安く売る、「無限のダイエット」にほかならない。

 

磯山友幸(経済ジャーナリスト)
日本人が安月給でせっせとモノづくりに励み、安い為替レートで、外国人にバーゲンセールを提供している。訪日外国人観光客の増加も、円安とデフレによる日本の「安さ」が最大要因。成長も物価上昇もない日本にいると、自らの貧困化に気付かない。

 

小林善光(前経済同友会代表幹事)
最大の問題点は、リスクをとって設備投資や研究開発をしなければならない経営者が勝負せず、内部留保ばかり積み上げてきたこと。企業も国家も国民も、長期展望に立たずに「今が良ければいい」「自分さえ良ければいい」と考えている。

 

ロバート・キャンベル(日本文学研究者)
アジア太平洋地域の14か国で行われたアンケートで、職場以外で学習や自己啓発をしない日本人が半数近くと突出して高い。また、職場環境における多様性の受容度も低い。これらが技術革新を阻み、人々の潜在能力を開花させない。