うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

先生は友達じゃなかった

f:id:asuniwanarou:20200924160417j:plain

私は合奏教室でバイオリンを弾いています。合奏教室は平日の午前中に行われるので、メンバーは私を除いて全員65歳以上です。

 

お年寄りの話題は、

①病気のこと。
②どこのお医者さんが良いかの情報交換。
③孫自慢。

以上、3つが主な話題です。

 

私は51歳で、うつ病以外は幸いにしてどこも悪くないので、①と②は興味なし。そして、独身で子供がいないので当然のことながら③も興味なしです。

 

私はバイオリンなんて楽器を弾くくせにクラッシック音楽には興味がなく、ポピュラーミュージックが好きなのです。お年寄りたちはというと、クラッシック音楽や昭和40~50年代にヒットした歌謡曲が好きで、私とは音楽の趣味も合いません。

 

だからと言って、音楽性の違いで喧嘩なんてしませんが、合奏教室に行って好きでもない曲(当然、お年寄りのやりたい曲が採用される)を演奏し、なんの雑談もせずに帰宅するのは寂しい限りです。

 

楽団では、私はセカンドパートのパートリーダーをしており、当然先生は私より下手な人の指導に夢中でレッスン中は私はほったらかしです。さすがにこれじゃァ、私をかわいそうと思ったようで、レッスン後に先生が私に声をかけてくることが何度かありました。

 

日常的に人と会話されている方ならこんなことで嬉しくならないのでしょうが、一日誰とも喋らないことが珍しくない私は気を使ってもらえたことが飛び上がるほど嬉しくて、

 

「もしかして、先生と友達になれるんじゃない?!」

 

と興奮、業務連絡用の先生のメールアドレスに散歩の途中で見かけた花の写真などをメールに添付して送信しました。

 

短期間に何通もメールすると気持ち悪がられると思い、一月くらいの間に3通のメール(○○の花が咲きました、なんていうたわいないもの)を送ったのですが、一度も返信なし。

 

ガッカリ(( ノД`)シクシク…

 

先生は職業として合奏教室を運営しているのであって、生徒と個人的なつながりまでは求めていないと分かりました。私がメンバーの中で孤立しているのを心配したのも、私が辞めることでご自身の収入が減ることを心配しただけのことでした。

 

でも、私はバイオリンという楽器自体が好きだし、一日に1時間、バイオリンを練習するのが習慣になってしまったので、合奏教室は続けるつもりです。

 

【先生は友達じゃなかった】

 

という、お話でした。