私は、
【S&P500】と【全世界株式】
への投資を主軸にして、資産運用をやっています。
投資しているファンドの資産残高が気になって確認すると、きれいな右肩上がりで増えています。
バブル経済が崩壊した直後の混乱した日本の記憶が残っている人たちは、
【投資=ギャンブル】
という意識なんでしょうけれど、20~30代の人たちは投資にアレルギーはないと思います。
つい最近、テレビで山一証券の社長が号泣しながら、
「社員は悪くありませんから!」
というバブル崩壊を象徴する記者会見映像を若者に見せて、
「この人はなんで泣いているんでしょう?」
と質問していたのですが、全員が、
「なんで、このオジサン泣いてるの?」
と答えてました。
これらの若者が、銀行に貯金しても利息は付かないし、日本は景気が悪いままだし、何かイイ方法ないかな、と考えたとき、YouTubeやブログから、
「米国株投資が儲かるよ!」
という情報を得て、国際分散投資を始めた結果、【S&P500】や【全世界株式】に連動するファンドにお金が流れ込んでいるのだと思います。
このことは、日本にとっては、
【資本逃避】
になってしまうわけですが、
「日本人の私が、日本へ投資しなくて申し訳ない」
なんて罪悪感を感じることは、庶民ならば一切ありません。
1989年12月以降、主要株式指数が一度も高値更新しないような国へ投資することはお金をドブへ投げ捨てるようなものだからです。
罪悪感を感じてほしいのは、日本の景気を良くするために高給をもらって雇われている国会議員や高級官僚のみなさまです。これの人たちには、日本の株価が長期低迷している責任があります。
今はグローバル化の時代です。大事なお金は国境など気にせず、儲かりそうな会社、国、地域へ投資しましょう。衰退する日本と共倒れにならないようにしてください。