朱川湊人、光文社
☆☆☆
表題になっている《本日、サービスデー》が一番ボリュームがあって、128ページあります。そのほかに短編小説が4つ収録されています。
5つある小説のうち3つがファンタジーで、神様、天使、悪魔、幽霊なんかが出てきます。残り2つは日常系といわれるジャンルの小説です。
ほのぼのとしたラストが用意されているのが4つ、残り1つはゾッとするラストになります。
知識が身についたり、人生を考えさせられる本ではありませんが、つまらない本ではありません。ヒマをつぶすのに良い小説なので、病院の待合室とかで読むことを勧めます。