私のブログは一日のアクセス数が10pvくらいなので、めったに☆を付けてくれる人はいないのだけど、そんな中、初めて☆を付けてくれた人がいて、リンクをたどるとうつ病なんだけど経済的理由から仕事を辞められなくて困っている人でした。
うつ病の人も見にくるんだなと思い、うつ病で仕事を辞めたばかりの頃の話しでも書いてみようかなという気分になりました。
仕事を辞めたばかりのころ、話し相手が欲しくて高校時代に担任をしてくれた先生の家へ半年に一回くらいのペースで遊びに行ってたのですが、そこで、
「ラーメン屋やれよ。ずいぶん儲かるみたいだぞ。」
と言われました。
この人は、私が人に使われてお金を稼ぐのは、もぉ無理だなと判断して、個人事業主として渡世する方法を提案してくれたのです。心からの善意で勧めてくれていたのですが、話に乗っていたら大変なことになってました。
だいたい、教師しかやったことがない人ですからラーメン屋の大変さなんて分からないのです。あとで自分で飲食業界のことを調べてみると脱サラして飲食業を始めた人の9割が5年以内に廃業すると知って、
「先生もいいかげんだなぁ」
とぼやくだけで、私の場合は済みました。
うつ病に限らず、病気になると善意でアドバイスしてくれる人が誰でも2~3人いるかと思いますが、話に乗るか乗らないかは、自己責任で決めるよりありません。
あのとき背中を押されるままラーメン屋を開業していたら貯金がウンと減っていたと思います。損失を先生が補填するなんてことはないでしょう。
病気で働けなくなって経済的に困窮しているときは、藁をも掴む気持ちかと思いますが、善意で破滅へ導く人もいるのでご用心です。