うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

夏休みが終わっちゃうに思ったこと

私は毎朝、午前6時すこし前に散歩へ出かけて1時間くらい歩きます。

 

そのコースで高校の前を通るのですが、こんな朝早くでも朝練に出る運動部の子たちと遭遇します。

 

男の子の声は聞こえづらいのですが、女の子の声はよく通るので10メートル離れていても会話の内容が分かります。

 

昨日のこと、ある女子高生が、

 

「もぉ夏休み終わっちゃうよ!終わるの早くない?」

 

と喋ってました。

 

それを聞いて、

 

「時間の感じ方は人それぞれなんだなぁ」

 

とつくづく思いました。

 

まず思ったことが、私の住環境です。私のいつも過ごしている部屋はエアコンがなく、7月から8月の日中は室温35℃以上が当たり前です。そんな部屋で畳に直接寝転がり、汗をかきながら、

 

「夏よ終われ!」

 

と祈っている時間の長いこと、長いこと。

 

次に思ったことが、充実している人の時間は早く流れ、そうでない人の時間は遅く流れる、というもの。

 

私も高校生の時に2年生の3学期終了まで卓球部に所属してました。運動部というものは残酷で競技の上手下手で部員の間に明確な序列が生まれます。

 

私はレギュラーと補欠の当落線上にいて、常にプレッシャーを感じていました。なので、同級生から一目置かれるとか、後輩から尊敬されるという甘美な体験をしたことがありません。

 

また、部内の人間関係が悪く、二つの派閥がいがみ合っていたのですが、そういったことが嫌いだった私はどちらの派閥にも入らず、練習にだけ集中していたので、両方の派閥から嫌がらせされることがたびたびあって、そのことでも神経をすり減らしていました。

 

そんなわけで、私の高校生活2年間は憂鬱な時間が多かったので、【なが~く】、感じられたのです。昨日出会った女子高生のように時間の流れが早く感じられるなんてありませんでした。

 

話しが脱線するけれど、今、運動部に参加している人で、

①競技の才能がない。
②そもそも競技が好きじゃない。
③部内に友だちがいない。

の3つすべてが当てはまる人は今すぐに部活を辞めたほうがイイと思います。

 

「人生に無駄なことなんてない」

 

と言う年寄りがいますが、現在55歳の私が高校の卓球部で過ごした2年間を振り返ると、本当に無駄だった。クソみたいな同級生に囲まれて貴重な青春時代をドブに捨てたと思います。

 

これは学校を卒業した後に気づくことだけど、学校って出会いの宝庫なんです。同世代の人間の人口密度があれだけ高密度になる環境というのは社会へ出るとありません。学校でなら、その気になりさえすれば出会いはいくらでもあるのです。

 

ある部活に参加してダメなら、他、とくに文化部も考えてみることを勧めます。私は、卓球部を辞めて、高校3年生から写真部に入ったことで、高校生らしい楽しい青春を体験することができました。

 

すべての高校生に幸あれ!