あすにはなろう

思ったことをとりとめもなく書いてます。何のまとまりもありませんが、読んでいただけたらうれしいです。

麻薬中毒者は減らない

トランプ大統領が、

 

「カナダとメキシコから合成麻薬フェンタニルが流れ込んでいる。両国は、この問題に真剣に取り組まないと関税をかける。」

 

と脅しています。

 

この発言に触れて私は、麻薬の取り締まりを強化するだけでは麻薬中毒者は減らないと思いました。

 

アメリカの麻薬汚染はすさまじく、昼間から路上で違法麻薬を使っていても警察官は逮捕したりしません。違反者の人数が多すぎて対応不可能だからです。大都市の周辺には麻薬中毒者ばかりになってしまった地域があって、地元の人はそこを【ゾンビタウン】と言って避けています。

 

ゾンビタウンをYouTubeで見たとき、私は他人ごとに思えませんでした。私は、うつ病で苦しくて、頻繁に「死にたい」と思うことがあるので、一時でも多幸感を得られてこの苦しみから解放してくれる薬があるなら使っても良いと考えているからです。

 

麻薬で脳細胞が破壊されたゾンビたちも初めからゾンビになりたかったワケじゃないと思います。未来に希望が持てず、死んだほうがましと思えるようなことが続いて麻薬を使ったはずです。

 

需要があるところには必ず供給が生まれます。取り締まりを強化しても麻薬は街に供給されるでしょう。

 

取り締まりの強化と社会的弱者が絶望しないで済む社会保障をセットにして整えない限りゾンビタウンはなくなりません。