二月下旬に急にうつ病が悪化しました。
それ以前は自宅から1時間半の所にある大学病院の精神科へ通っていたのですが、遠くまで行くのが辛いのと、薬を変えるとなると一週間おきに通うことになる(経過を見るため)のが面倒で、自転車で通える範囲の開業医の経営する心療内科へ勝手に転院してしまいました。
そこの女医さんから、
「あなたの年齢になれば色んなことを経験して強くなるんです。だいたいセパゾンなんて私が飲んだらフラフラになって立ち上がれません。あなたは辛いことから逃げるために四六時中、薬で酔っぱらっている状態なんです。しっかりしなさい。」
と叱られ、即効性のある抗不安薬セパゾンは処方されませんでした。
その女医さんの所には3週間で5回くらい通院して、私と合わないと判断して、結局、元の大学病院へ戻りました。
大学病院へ戻り、セパゾンの依存性について医師に伺うと、
「依存性があることは事実だけど、薬を飲めば命が助かる人にまで依存性を理由に薬を処方しないのはどうだろう?依存性よりも命が助かることを優先して薬に頼ってもいいんじゃないかな。」
と仰ってくれました。
世間の多数派は、逆境を受け止め前進することができるのかもしれないけど、私のようにストレスに弱くなってしまって薬で四六時中酔っぱらっていなければ命を維持できない人もいるわけです。
私自身、こんな役立たずが生きていてイイのか頻繁に自己嫌悪に堕ちますが、今は、
【生きてるだけで丸儲け】
と思って、薬に頼って生きて行きます。