私には高校生時代、いつも一緒に過ごした友だちが二人いました。
そのうち一人は紆余曲折あって、今では日本大学で教授になっています。
そいつを仮にAとします。
ずいぶん前にAから、
「会って食事でもしないか?」
と誘われました。
そのとき、私は無職だったので劣等感から会うことができなくて断ってしまったのですが、56歳になってもうつ病が治らない現状から、会えるときに会っておいた方がイイと思うようになり、Aにメールしました。
そのとき、劣等感で前は会えなかったけど会いたいと書いて送ると、
「何言ってんだ、俺もあと4年で定年だよ。そしたらお互い無職じゃないか。」
と即レスでした。
自己都合退職してから長い間、良縁を求めて彷徨ったけれど、こんなに身近に友だちがいたんだな、と気づかされました。
学生時代の友だちってイイもんだ。