お坊さんが書いた、心が軽くなる本を読んでいたら、
「なるほどな」
と思うことが書いてありました。
人が幸福を感じる時というのは、《現実》が《期待値》を上回ったときなのだそうです。やってみたら、思っていた以上に上手くいったときです。
逆に、《現実》が《期待値》を下回るとガッカリするそうです。やってみたら、思っていた以上にダメだったときです。
つまり、
幸 福:現実>期待値
ガッカリ:現実<期待値
ただし、多くの人にとって現実は厳しく、実生活で期待を上回る成果を手にすることは稀です。
だから、一般大衆は期待値を常に低くしてガッカリしないように用心深く暮らさなければいけないそうです。
ただし、人は何かしらにつけ行動するときにまったく期待しないで行動を始めることはできません。
「私は期待しない」
と口で言ってみても心の奥底では期待しているのです。そして、現実にぶつかってガッカリすることを繰り返しています。
つまり、オオタニショウヘイさんのように神様から特別な才能を与えられた人でもなければ、日々の生活で大なり小なりのガッカリを感じることは避けられないのです。
私たちはガッカリして当たり前なんです!