
私が好きなユーチューバーがNISA口座を開設して毎月1万円づつ、全世界株式の投資信託に積み立て投資を始めたことを報告していて驚きました。
その方は40代前半の男性で、もう少し頭が悪ければ知的障害で障害者手帳がもらえた方です。そういう方を境界知能というそうで、社会からは馬鹿にされ、かと言って福祉にも頼れないということで辛い渡世を強いられてきたそうです。
そんな方なので、勤め先の工場で失敗してしまい上司に叱られたり、好きになった女性を食事に誘ったら断られたり、といったトホホな話しをしながらお酒のつまみを自作してお酒をたくさん飲んで酔っぱらって寝てしまうという動画をアップしています。
この方の動画は3年くらい見てますが、工場の給料が安くて生活するだけでカツカツだとぼやくくらいで、老後をどうするなんて話は今までしたことがありませんでした。
それが突然、
「こんなポンコツなので体が動かなくなったらどうなるんだろうと不安だった。でも、誰かが助けてくれるなんてわけないから色々考えて積み立て投資することにした。」
とおっしゃってました。
お金の話しなんてこれまでぜんぜんしてこなかった人まで、全世界株式への投資を始めたということは、この動きは一部の投資に興味があるマイノリティのことではなく、広く世間一般の行動になっているのでしょう。
このことは現役世代の方たちの間で、日本の将来に悲観的な見方が広まっているからだと思います。バブル経済が崩壊してから、日本は30年以上好景気を経験していないわけですから、20代、30代の方たちが汗水たらして稼いだお金を日本で運用しないのも自然な流れです。
高度経済成長は遠い昔の話になり、貯金と年金で豊かな老後が送れた時代は過ぎ去りました。時代が変わったのです。