精神科病棟の患者さんたちで交わされる会話はほとんどが病気のことです。
入院して5週間経過し、病気の話しにうんざりしてベッドの周りを覆うカーテンを締め切って引きこもることが多くなりました。
ただ、それを続けてるのも精神的に苦痛でときおり食堂の大きな窓から外の景色を眺めています。
すると、40代の男性から話しかけられました。病気の話しかと思いきや
「ギャンブルやりますか?」
でした。やらないと答えると特段残念そうでもありません。そして、
「投資はしますか?」
と質問されました。正直に答えるか迷ったのですが、警戒ばかりしてても会話ができないと思い、「します」と答えました。
そこから、一時間ほどこれからの経済予測を2人でしたのですが、その中に人工知能がありました。
2人の意見は一致していて、人工知能の覇権を握るのはすでに巨大になっているビッグテックの中のどれかだろうと話しました。
ITバブルのころは小さな会社ばかりで、ホームページしか作れないような会社にも投資が行われましたが、今はあのころと違います。
すでにビッグテックは莫大な資本を持っています。ITバブルの頃と競争環境がまるで違うのです。