ネットニュースを見てたら、ビル・ゲイツが、
「温暖化で人類が滅亡することはない。それよりも貧困問題の方が優先課題だ。」
と発言してました。世界有数の大富豪が貧困問題に感心を持っていることに私は苦笑いしたけれど。自分の存在をどのように肯定するのか?(笑)
たしかに私も現在の富の偏りが持続可能な社会に貢献するとは思えてません。最悪、革命や内戦の可能性もゼロではないからです。
★フランスやロシアで暴力革命が起きたとき、その数年前に自身の没落を予想した貴族がどれほどいたか?
理想論を言えば、社会主義が良いのですが、社会主義には大きな問題があります。これは私が勝手に思ってることで、経済学者が言ってたことではありません。
それは人間の能力が均一ではないことです。人間には、私か今いる精神病院の患者のように獣の咆哮のような叫びをあげることしかできない人間から、アインシュタインのように紙と鉛筆だけで方程式を解くうちに原子爆弾の可能性を発見してしまう人間までいるわけです。
この二人が同じ給料で働く社会が実現可能なのか?ということです。
ある程度の収入格差を認めつつ、格差が広がりすぎることを防ぐ、その中間を常に探る努力が必要なのだけど、中庸というのはたいへん難しく、人間が不得意とするところなのが悩みの種です。