ニューヨーク市長選挙の結果が出ました。
社会主義者、イスラム教徒のマムダニ氏が当選しました。しかも、34歳ととても若い!
アメリカ最大の経済都市、ニューヨーク市で社会主義者が市長に選ばれたことは重大な意味を持っていると思います。
アメリカは資本主義が地球上で最も徹底されている国です。投資家にとってはそこが魅力なのですが、デメリットも最大化されています。
アメリカは優秀な人には青天井の収入をもたらすのですが、何の取り柄もない人は生活するだけでカツカツです。
こんな仕組みは持続可能なのか?、とずっと思ってました。
マムダニ氏は社会福祉を手厚くする財源は富裕層への増税でまかなう、と公約しています。
早速、ニューヨーク市に住む大富豪から、
「本当に増税したらニューヨーク市の権力が及ばない所へ引っ越しする」
と反発してます。
有識者が、「社会主義を導入しても低所得者の暮らしが楽にならなければすぐに飽きられるだろう」とコメントしてます。
でも、アメリカ人が社会主義者を市長に選んだということに意味があると私は思っています。
私たちは歴史の転換点を目撃してます。