
私は時給2百円でB型事業所で働いています。
一週間前から続いたVTuberの仕事が終わりました。
名刺サイズの厚紙にVTuberの絵が印刷されています。絵を保護するために厚紙でサンドイッチします。それを中身が見えない銀色の小袋へ入れて封をします。
上記の作業をおよそ20名の利用者で延々と1週間続けました。
VTuberという職業があるのは知識として知ってましたが、その名刺サイズのカードが1枚3百円で売っているというのに驚きました。
扱ったカードは全部で10種類あったのですが、中身が分からないようにして販売しているため、ファンは10種類そろうまでカードを買い続けるそうです。
「こんなものが3百円、私の時給より高い、、、」
何にお金を払うかは本当に人それぞれだなと思いました。
社会が貧しくなると身の回りに価値が分かりやすい物しか存在しなくなります。紛争地帯の難民キャンプで、
「芸術は心を豊かにする」
なんて言っても理解されないでしょう。
アニメキャラクターが印刷されただけのカードが1枚3百円で何万枚も売れる日本はまだまだ豊かな国です。作業しながら、
「日本はあと3年は大丈夫だな」
と安心しました。