
角野栄子、角川文庫
☆☆☆
74歳、独身、独り暮らしの女性であるイコさんはオートバイが大好きです。
でも、体のあちこちにガタがきていて、オートバイに乗れなくなる日が近いことを知っています。
そうなる前にロングツーリングへ出かける決心をして実行に移します。
目指すはイコさんのお母さんの生まれ故郷である岡山です。はるばる東京から岡山へオートバイでやってきて、お母さんが暮らしていた家に到着するとそこには幽霊がいました。
そして、幽霊は12歳の姿をしたイコさんのお母さんだったのです。
二人は意気投合して一緒にツーリングへ出かけます。旅先で出会う幽霊や人とのコミュニケーションが描かれています。
74歳でも、幽霊でも、未来に希望をもっている二人が素敵です。