
私が通うB型事業所はさいたま市、川口市、東京都北区、志木市に作業所を設置している。
これは志木市の作業所でおきたことなのだが、65歳独身男性が通所を希望して新座市役所に必要書類をそろえて提出したところ、
「B型事業所は就労支援を目的として設置されている場所だ。65歳の人間を就労支援するのはいかがなものか。すでに年金を受給しているのだから家で大人しくしているのが筋。どうしても働きたいならシルバー人材センターに行くべき。」
と言われて書類の受け取りを拒否されたらしい。それに立ち会った職員から聞かされた。
さいたま市、川口市、東京都北区では65歳以上の人でも書類を受理したので、職員は抗議したそうだが新座市は態度を改めなかったそうだ。
B型事業所は利用者の人数に合わせてB型事業所に補助金が出るため、自治体の経済的負担になっている。利用者を増やしたくない自治体の気持ちも理解できる。
かと言って、利用者に経済的恩恵があるかと言えば、無い。時給200円なんて通所に電車やバスを使うだけでなくなるからだ。
健常者と働くことはできない、けれども外出したい人たちが最後に頼る所がB型事業所のように思う。
今回の場合、年金をもらって経済的に問題ないんだから福祉に頼らず一人で家にいろ、と言うことなんだろうけど意見の分かれる問題のように思う。
その男性は無給でイイからB型事業所で働くことを希望したのだが、作業所でケガをしたときの責任問題などクリアーできないので、希望を叶えることができなかったそうです。
おそらく、自治体によって対応が分かれていることから、この問題は明文化されていないグレーゾーンなんだと思う。行政に不服があれば弁護士を雇って法廷で戦う権利があるのだが、そもそも、そんな元気な人はB型事業所へ行かないので、新座市の判断を受け入れることになるのだろう。
【人はパンのみにて生くるにあらず】
経済が独立の第一歩だが、それだけで幸せになれるわけではない。私も独身高齢者だから、これからのことを思って気持ちが暗くなった。