テレビがつまらない

『テレビがつまらないなぁ』

 

と思っていました。それでも、他にすることもない私はテレビを見てしまうのですが、そんなときにテレビの製作現場で指揮を執る50代の方の言葉に「なるほど」と思わされることがありました。その方は次のようなことを言いました。

 

「俺たちが20代のころ、上司から番組で扱う事柄について調査するように言われると自分の足で情報を集めたもんだ。だから、10人に命じれば10通りの答えが返ってきた。それが今の若い奴らに調べものをさせるとみんなネットで情報を集めるもんだから、10人に命じても1通りの答えしか返ってこない。俺は色んな情報源からの情報が欲しいのに!」

 

インターネットはたくさんの人が書き込みをしているので、多様な情報が手に入りそうな気がしますが、実際は検索エンジンが選ぶ上位30件くらいしか目を通しません。それだと誰が調査しても多様性のある回答なんて望めない気がします。

 

インプットが同じなら、アウトプットも似たようなものになってしまいます。だから、誰が作っても、どこのテレビ局でも、似通った企画になってしまいテレビがつまらなくなってしまったのかもしれません。昭和のころのテレビの方が番組に多様性があった気がするのにはネットの普及にも原因があるのかもしれないと考えさせられました。