うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

地方の政治家

今月行われた選挙で、小渕優子サンが当選していて驚きました。彼女がブラックかどうかは司法の判断が出ていないので、断定できませんが、グレーではありますよね。そんな人が2位に大差をつけて当選するなんてビックリです。 私は都市で暮らしていますが、私…

ローマ亡き後の地中海世界_海賊、そして海軍

塩野七生、新潮文庫☆☆☆高校の世界史の授業で先生が、 「強い権力が消滅すると、混乱が長く続く」 と言っていました。実際、ローマや唐といった覇権国家が滅亡したあとは長期間に渡って、その地域の治安は悪くなったようです。このことについて、もっと詳しく…

ひろいもの

山本甲士、小学館☆☆☆ちょっと上手くいってない人生が拾った物をキッカケに好転していくお話を5つ集めた本です。1つのお話は約1時間くらいで読み終えることができる長さです。 拾う物は順に セカンドバッグ、サングラス、警察手帳、ハンドグリップ、腕時計…

悪いことはしていない

永井するみ、毎日新聞社☆☆☆ ビジネスの最先端で働く若い女性、真野穂波が主人公です。こういう女性を《ハンサムウーマン》と言うのかしら?と思いながら読んでいました。 穂波の外見を形容する言葉が書かれていないので「美人」と断定することは出来ないので…

有頂天家族

森見登美彦、幻冬舎文庫☆☆☆人や物に自在に化けることができる狸たちが京都を舞台に所狭しと駆け回るファンタジーです。 登場する狸たちは人間顔負けな社会的生活を営んでいて、メンツやしがらみに縛られて暮らしています。 主人公の狸、矢三郎は名門・下鴨家…

書店員の恋

梅田みか、日経文芸文庫☆☆☆社会人になって5~6年経ち、仕事に慣れ、周りを見回す余裕も出来て、責任ある仕事を任されるようになった頃に多くの人たちが感じるようになることをたくさん盛り込んだ小説です。なので主人公と同じ年代か、上の方ならば、読んで…

無駄な会議を考察してみた

★はじめに 役所では毎日のように会議をします。そんなに会議をやっていると10回に1回は無駄な会議にも出席しなければなりません。今回はこれまでに私が出席してきた無駄な会議を考察してみようと思います。無駄な会議は大雑把に分類すれば4つに分けられ…

銀河に口笛

朱川湊人、朝日新聞出版☆☆☆昭和40年代に小学3年生だった男の子たちが経験した不思議で切ない物語です。 当時はコンピューターなんてものは一般家庭には影も形もなく、下町の貧乏な小学生たちの放課後と言ったら、外で集まって遊ぶということに決まってい…