2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧
山本甲士、ハルキ文庫 ☆☆☆ 主人公の青葉一成は物語の冒頭でいきなり、早期退職を勧告されてしまいます。しかし、ずい分前から会社が傾いていたのは知っていて、コネを頼りに転職活動をしていたので、あっさりと受け入れて退職します。 友人の誘いで転職した…
母が去年の11月に亡くなり、義務としてやらなければならない行政手続きが一段落してから、ポツリ、ポツリと遺品整理をしています。 それにしても、すごい量なんです。一度に捨てると近所に目立ってしまうので、少しずつ捨てているんですが、少しも減った気…
あさのあつこ、徳間文庫 ☆☆☆ 歌手や芸人さんには【一発屋】と言われる人がいますが、作家にもそういう人がいます。ベストセラーを一冊出して才能を使い果たしてしまい、その後フェードアウトしてしまう人です。 しかし、あさのあつこサンが出される本はどれ…
薄井ゆうじ、講談社文庫 ☆☆☆ 私はうつ病なんですが、この本はうつ病の人は読まない方がイイと思いました。バットエンディングなんです。それも、何の希望もない終わり方です。読み終わって、ドヨ~ン、とした気持ちになりました。 まず、恵子という女がセッ…
榎本まみ、文春文庫 ☆☆☆ すごく面白かった! 大学を卒業し、社会人になってはじめて配属された職場がクレジット会社のコールセンターで、借金を返さない人に督促の電話をかける仕事についた女性の体験記です。それも、チョットだけ取材して書かれた軽薄な記…
江國香織、小学館文庫 ☆☆☆ つまらない本ではありません。しかし、不思議な本です。起承転結がないのです。 【間宮兄弟】という題名ですから、間宮兄弟が主人公なのですが、本のはじめと終わりで兄弟の生活、思想、経済状態などになんの変化もありません。つ…
三浦しをん、新潮文庫 ☆☆☆ エッセイです。 エッセイに分類される本の中には、一冊丸ごと自慢話みたいな本もありますが、この本は庶民の目線で日常をつづった本なので、自慢話が嫌いな人も安心してお読みください。 三浦しをんサンと言えば、今では日本を代表…
先月の損益の増減は +517,060円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)グローバルAIファンド+9.2%/月 最下位)武田薬品工業-7.5%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が買っている個別株は日本の高配当株なの…