2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
丹下健太、河出書房新社 ☆☆☆ 読み終わって、 「題名が内容をそのまま表している本だなぁ」 と思いました。 主人公は、25歳前後と思われる独身男性で、派遣社員をしています。 ニートよりはましなのですが、物語の中で努力と呼べるようなことは一切せず、 …
ラジオで面白い話を聞いたので紹介します。 【スポーツは、たとえその競技をやったことがない人にも優劣が分かりやすい】 という特性があり、そのために2つの事柄が生じるというのです。 ①スポーツエリートを目指す人は少ない。 親が小さな子供を水泳教室や…
朝比奈あすか、朝日新聞出版 ☆☆☆ ファミリーレストランで働く、20代前半の女性、真由子を主人公にしたお仕事小説です。 《グイグイ読ませる》とか《感動して号泣》とかではないんですけれど、東京の郊外にあるファミリーレストランのリアルな日常が書かれ…
私が子供だった70年代、家から歩いて行ける所に個人商店がいくつもありました。そして現在、歩いて行ける範囲に個人商店は一軒もありません。 YouTubeを見ていたら、【なぜ、商店街が衰退したか】という動画があり、見たところ、 「なるほど」 と思うと同…
橋本紡、光文社文庫 ☆☆☆ デザイン事務所でデザイナーとして働いていた智子が、過労からパニック障害になります。 治療に専念するために事務所を辞めて、恋人の哲ちゃんと都心から各駅停車で2時間くらいかかる郊外に引っ越します。そんな、都会と田舎の中間…
山本幸久、新潮社 ☆☆☆ 短編集です。8つの物語が納められています。一つ読むのに40分くらいかかります。 主人公は全員、40前後の女性です。結婚していたり、独身だったり、子供がいたり、いなかったり、と様々です。なので、8人の主人公たちに共通点を…
紙吹みつ葉、実業之日本社文庫 ☆☆☆ 文庫本の裏表紙には本の紹介が書かれています。この本のそれは、 『富士見西口公園に散歩にやってくる、三人のおっさんと三匹の柴犬。犬の名前は知っていても互いの名前は知らない〈パパ〉同士は、犬との生活で起きる些細…
日本のことは、私が生まれ育った国だから応援したい気持ちもあるのだけれど、私が公務員をやって20年かけて貯めたお金は本当の意味で【汗と涙の結晶】なので、ダメな日本と心中する気になれない気持ちもあります。 そんな二つの気持ちに揺れていたのですが…
今になってコロナウイルスの感染爆発が起こっているようでは東京オリンピックは中止するよりありません。 そして、その場合には延期するために莫大なお金(=税金)を無駄に使ったわけですから、延期の決断をしたキーマンである安倍晋三と小池百合子には責任…
新聞を読んでいたら、今年の4月から大学生になった方が投稿されていて、興味深く読ませていただきました。 ①受験申込②入学試験③合否結果通知④入学手続き⑤履修登録⑥授業 高校生から大学生になるまでに以上のような段階を踏んできたそうなのですが、オフライ…
先月の損益の増減は +1,188,421円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)グーグル+16.5%/月 最下位)ひふみ投信-1.5%/月 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 就職活動を試みるも3百通の不採用通知を受け取り、就…