うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

2024-01-01から1年間の記事一覧

ポンコツ一家

にしおかすみこ、講談社 ☆☆☆ SMの女王様スタイルでピン芸人を昔されていた方が、ポンコツ一家を一人で背負って孤軍奮闘する姿を描いた自伝です。 家族は、にしおかすみこサンを含めて4人います。 父:にしおかサンはアル中ではないと書かれていますが、作…

スターバックスは大したことなかった

図書館へ行く途中にあるスターバックスがいつも満員で気になっていました。 「スターバックスのコーヒーってそんなに美味しいの?」 とずっと思っていたのですが、このたび、友だちと入店し、コーヒーとドーナッツを体験してきました。 気になっていたんです…

居場所としての就労継続支援B型事業所。私が体験して考えたこと。

☆はじめに7月の中旬から就労継続支援B型事業所(以下、B型事業所)に週一で通っています。B型事業所に興味がある方に私が体験したこと、考えたことをお伝えしたいと思います。 ☆通い始めた理由私は、40代の中ごろに健常者として働くために数年かけて就…

202410M―FUND戦記

これは、40代で就活するも3百連敗して就活を諦め、専業投資家になって、国際金融市場で孤独に戦う男の物語である。 先月の評価損益の増減は +2,215,221円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)アマゾン+7.7%/月 最下位)MSCI…

ふつうの軽音部1~3巻連載中

原作:クワハリ漫画:出内テツオ出版社:集英社 ☆☆☆ 軽音楽部を舞台にした漫画です。ですが、ヒットアニメ【けいおん!】とは方向性が全く違う内容です。 【けいおん!】では登場キャラが全員美少女で、悪人が一人も登場しない仲良しグループのほのぼのとし…

《ガールズバー》は《電気》よりも大切

《家ついて行ってイイですか》というテレビ番組を見ていたら、記憶に残るお爺さんが出てました。 お爺さんは75歳で今も警備員の仕事をしていて、仕事帰りにガールズバーで遊んで帰宅する所を番組スタッフにつかまりました。「家について行ってイイか?」の…

さいたま市の夏は終わりました

毎年、8月の太陽から殺意を感じているのは私だけでしょうか?今年の夏も過去最高の暑さをいろんな土地で更新しました。地球温暖化で人類滅亡もあながち戯言とは言えないと思います。 私の生活する部屋にはエアコンがないので、夏になるたび命の危険を感じま…

宙ぶらりんは不安

子供の数はどんどん減っているのに、不登校の子供は過去最高という謎の現象が日本では起きている。 【ダイバーシティ】なんていかにもな言葉を使ってごまかしているけど、現実には規格から外れた人間をあたかも部品のように捨てているからこんなことになって…

友だちってなんだ?

うつ病で無職になると一週間、他人と話をしないなんてことは珍しくありません。あんまり長い間、声を出していないとそのうち声が出なくなってしまうんじゃないかと心配になるくらいです。 友だちがほしいなぁ、と思うのですが歳を取れば取るほど、友だちを作…

富士学校まめたん研究分室

芝村裕吏、ハヤカワ文庫 ☆☆☆ これだけ要素を盛り込んでちゃんと面白い小説になっているのがすごいと思いました。どこから紹介したものか悩むので、文庫のウラに書いてある要約を転載します。 ・・・・・・・・・・陸上自衛隊富士学校勤務の藤崎綾乃は、優秀…

喫茶店経営から投資のヒントを得る

YouTubeに50歳の男性が、47歳で脱サラして喫茶店を始めて、1年で廃業した話を投稿していて興味深く視聴しました。 男性は若いころからコーヒーが好きで、自分で焙煎して飲むくらいこだわっていたので、自分が美味しいと思うコーヒーを出せば必ず繁盛す…

午前10時のせつなくなる光景

私は毎朝午前3時に起きています。すると、午前10時にはおなかが減ってしまうので、近所のスーパーへ開店ちょっと前に行って一日の食材を調達して、帰宅後すぐに昼食にします。 なので、開店5分前にはスーパーの入り口前にいるのですが、そこにはいつも決…

雑談の相場は1分100円

私はうつ病で無職です。なので、一週間他人と一言も話さないことが珍しくありません。 そのため、とても寂しいのですが、ふっと思いついて【さいたま市 話し相手】と検索してみたら【ココナラ】というマッチングアプリが検索上位に表示されました。ココナラ…

一年四組の窓から

あさのあつこ、光文社文庫 ☆☆☆ あさのあつこサンの書いた本はどれも素晴らしいです。私がこれまで読んだ本では、ハズレがありません。 主人公は井嶋杏里(いじまあんり)です。 杏里はがんばって受験勉強して入った私立中学校で息苦しさを感じていました。ク…

202409M―FUND戦記

これは、40代で就活するも3百連敗して就活を諦め、専業投資家になって、国際金融市場で孤独に戦う男の物語である。 先月の評価損益の増減は -958,967円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)MSCI+1.5%/月 最下位)アマゾン-1…

ありきたりな自己啓発本は買わない

うつ病、無職、独身、子供なし、55歳というスペックの人間が生きる指針を求めて本屋で自己啓発本を長いこと探したのですが、役に立たなかったり、ありきたりのことしか書いてないので、探すのを諦めました。 そもそも私のような人間に向けて書かれた本が少…

そのうち冬になる

実は、7月中旬から就労継続支援B型事業所で働いています。三か月働くことができたら、経緯について詳しく書きたいと考えています。 そこでの出来事。 私は、うつ病なので物事を悪い方へ悪い方へと考えるクセがあります。だから、夏の灼熱地獄が永遠に続く…

独身男性は67で亡くなる

新聞を見てたら、孤独は健康に悪影響があって、独身男性の寿命は既婚男性よりも随分と短く、67くらいで亡くなる方が多いそうです。 独り暮らしの男性に孤独が与える影響は、タバコを毎日1箱吸うのと同じくらいのダメージがあるなんて研究報告もあるようで…

夏休みが終わっちゃうに思ったこと

私は毎朝、午前6時すこし前に散歩へ出かけて1時間くらい歩きます。 そのコースで高校の前を通るのですが、こんな朝早くでも朝練に出る運動部の子たちと遭遇します。 男の子の声は聞こえづらいのですが、女の子の声はよく通るので10メートル離れていても…

目と耳と口を塞いで孤独に生きろ

YouTubeのおすすめに攻殻機動隊の第一話がでていて、懐かしくて見ました。 冒頭で、無敵の人を主人公が制圧するのですが、無敵の人の頭にピストルの銃口を向けながら以下のように命令します。 「体制に不満があるなら自分を変えろ。それが出来ないなら、目と…

善意で破滅へ導く人

私のブログは一日のアクセス数が10pvくらいなので、めったに☆を付けてくれる人はいないのだけど、そんな中、初めて☆を付けてくれた人がいて、リンクをたどるとうつ病なんだけど経済的理由から仕事を辞められなくて困っている人でした。 うつ病の人も見に…

大人にもフリースクールがあればイイのに

子供の数は減る一方なのに、不登校の小中学生は増える一方という謎の現象が日本では進行中です。 子供は無理して学校へ行かなくても良いという認識が世の中に広まったためらしいです。 そのことで読売新聞が一面を割いて、不登校の子供を支える社会基盤の整…

ひきこもりと投資

最近の相場は値幅が大きくて忙しくなっています。 2024年になってから改正されたNISAを利用して投資を始めた人の中には損切りをして、市場から撤退した人もいるみたいです。 統計的に、人は1万円得するよりも、1万円損することの方が強く記憶に残…

それからはスープのことばかり考えて暮らした

吉田篤弘、中公文庫 ☆☆☆ 路面電車が走る町に一人の青年が引っ越してきます。彼が主人公のオーリィ君です。大里と書いて「おおり」と読むのですが、彼の知人は親しみを込めて「オーリィ君」と呼びます。 引っ越して来たばかりのオーリィ君は仕事を辞めたばか…

理解できないもの、キッチンカーとスターバックス

図書館に行く途中、駅前を通らなければなりません。 するとたいてい、キッチンカーが日替わりで一台お店を出しています。おでん、ケバブサンド、ホットドッグなどなど、いろんな料理のキッチンカーが出店するのですが、お客の姿は見ません。 「あれで儲かっ…

202408M―FUND戦記

これは、40代で就活するも3百連敗して就活を諦め、専業投資家になって、国際金融市場で孤独に戦う男の物語である。 先月の評価損益の増減は -3,155,157円/月 でした。 ★先月の最優秀と最下位 最優秀)RTX+8.3%/月 最下位)アルファベ…

幸運な世代

私が視聴しているユーチューバーに20代でFIREを目指して節約生活を送り、節約して残ったお金は全て全世界株式に突っ込んでいる男性がいます。彼は資産状況の報告、節約知識、節約料理などの蓄財に役立つあらゆる情報を発信していて、それを私は楽しみ…

夢の中で初恋の人に会えて幸せ

私は高校一年生から高校二年生まで卓球部に所属しました。 運動部というのは優劣がはっきりと分かるので残酷な一面があります。上手な子にはお日様の光が降り注ぐのですが、下手な子は日陰者になり、馬鹿にされたり、ひどい場合はいじめの対象になります。 …

本を守ろうとする猫の話

夏川草介、小学館文庫 ☆☆☆ 主人公の夏木林太郎は高校生です。幼いころに両親が離婚し、小学校にあがるころからずっと祖父と二人で暮らしていました。 祖父は街の片隅で《夏木書店》という小さな古書店を営んでいました。その祖父が突然死してしまい、林太郎…

東京すみっこごはん 親子丼に愛を込めて

成田名璃子、光文社文庫 ☆☆☆ 具体的な地名は書いてないのだけれど、東京の下町にある商店街から路地へ少し入ったところにかつて飲食店だった建物があります。 家庭の事情で満足な食事が取れない子供を集めて《子供食堂》を開いている人や団体がありますが、…