2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
無職になって4年も経つと皮肉なもので、働きたいと思う時が頻繁にあります。役所で、毎日のように叱責され、追い込まれ、 『仕事辞めたい!』 と泣きべそかいていたのに・・・。 社会からまったく必要とされないというのは、寂しいものです。そこで、幸せな…
村上しいこ、講談社☆☆☆題名から、てっきり合唱部を題材にした物語だと思っていましたが、【うた】とは短歌のことでした。 小学校のときから、中学3年まで親友だった桃子と綾美。中学3年生のときに綾美はイジメにあって傷つき、助けてあげられなかった桃子…
井上荒野、角川春樹事務所☆☆☆総菜屋《ここ屋》で、縁あって働くことになった60代前半のおばさん3人が、かわるがわる主人公をつとめる短編集です。 60年、生きてくる間、歩んできた道は違ったはずなのですが、ここ屋に集まった3人は皆、独り身です。 夫…
やっと連休が終わる。 私は無職なので、連休は関係ないはずなのですが、世の中が連休に入ると疎外感を感じてしまい、普段以上に引きこもって、じっとしています。 なぜなら、連休になると世間の人々が楽しそうに見えてしまうからです。 無職で収入が無いと倹…
昨日、朝の散歩コースで白いヒガンバナが咲き始めたので、今朝はカメラを持って出かけました。 すると、今年に入って初めて赤とんぼと遭遇!そのうちの一匹はカメラを向けても逃げないので、パチリ、成功です! 私の散歩コースは、幅が5~6メートルくらい…
花形みつる、理論社☆☆☆彼女に振られて一か月間、一人暮らしのアパートで、昼夜逆転のひきこもり生活を送っていた大学生の新太郎(18)が、やっとやる気を取り戻しアルバイトを探していると、子供を遊ばせるための塾、【游游館】のスタッフ募集の張り紙に目…
山田あかね、小学館☆☆☆主人公の志度犬彦(20)はついてません。 大学受験に2度失敗し、メジャーデビューが決まっていたバンドはメンバー同士の喧嘩がもとで解散、高校生のときから付き合っていた彼女からは別れを告げられ、その上、元カノはバンドメンバ…
天気が良かったので、自転車で河川敷へ行ってきました。 収穫が済んだ、田んぼ。 キクイモの花。 入間川の土手には、沢山のヒガンバナが咲いていました。 安比奈(あいな)親水公園に来ました。 お花畑にはコスモスが植えられていましたが、まだ咲き始めで、…
山本幸久、河出書房新社☆☆☆結婚式の専門式場がお話の舞台になったお仕事小説で、主人公は井倉靖子(28)です。 同僚や、靖子の独り言をまとめると靖子は、特別な美人ではなく、運動が苦手で、器用でもない、そんなどこにでもいる彼氏がいないアラサー女で…
群ようこ、角川春樹事務所☆☆☆雑誌編集者のアキコ(53)の母親は一人で大衆食堂を切り盛りしていました。出している食べ物は盛りが良くて、味の濃い食べ物ばかり。お酒も出していたので、家に居場所のないオジサンたちのたまり場になっていました。 また、…
【暑さ、寒さも彼岸まで】というけれど、今年は夏がそれよりもずっと早く終わってくれたので、助かりました。けれど、こんなに長雨が続くと話が違ってきます。 うつ病の人の闘病記を読んでいると、色々な外的要因で落ち込んでしまうことが書かれています。 …
こざき亜衣、小学館☆☆☆公式戦に出してもらえないことを不満に思った一年生が、部内で総当たり戦を行うことを提案します。 これまで、部内では優劣をハッキリつけずに仲良く練習をしていた二ツ坂高校薙刀部でしたが、この総当たり戦により、今までにない緊張…
塩野七生、新潮文庫☆☆☆私は塩野さんの本が好きで、ほとんど読んでいると思います。そんな、たくさん出版されている塩野さんの本の中から、 「塩野さんの本は読んだことがないんだけど、どの本から読んだらイイ?」 と訊かれたら、とても悩みますが、私ならこ…
片川優子、講談社文庫☆☆☆佐伯智樹…高1。幽霊が見えて、お喋りもできる。佐藤妙子…高1。霊感はないけど、幽霊に憑かれやすい。安土さん…二十歳くらいに見える男の幽霊。自称、妙子の守護霊。 智樹と妙子は互いを好ましく思っているんだけど、智樹が勇気を出…
毎月1日は映画が1,100円で見られるので、 【ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション】 を見てきました。 映画が始まってスグに、離陸動作に入った飛行機に飛び移り、そのまま飛行機の機体にしがみついて離陸してしまう主人公(イーサン・ハン…