うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

社会人になると変わること

ブックオフへ行ったら、宇多田ヒカルさんのCDが5百円で売っていて、

 

「もし、つまらなくても5百円なら諦められるな」

 

と思って、買って帰りました。そして、聴いて驚きました。

 

「なんだよ、天才じゃん!」

 

彼女の人気が絶頂だったころ、名前は知ってましたが仕事が忙しくて世の中の流行を追うことかできませんでした。無職になった今になってちゃんと聴いて評価することができたのです。

 

学生の頃は友だちと本や音楽の情報をやり取りして、本やCDを貸したり、借りたりしていたんだよなぁ。いつからそんなことをしなくなったんだろう、と振り返ると社会人になってからですね。

 

私は仕事のストレスからうつ病になったんですが、国家公務員だった20年間ずっと意地悪で無能な上司のもとで働いていたわけではなく、平和で楽しく働いていた時期もありました。ですが、そんな楽しい職場の仲間とも飲みに行くと話題はもっぱら仕事の愚痴になってました。

 

社会人になると次々に対処しなければならない現実がやってくるので、本や音楽なんて現実世界で役に立たない情報は必要ないから、

 

「このCD、すっごくイイから聴いてみてよ!」

 

なんて会話はなくなってしまうのかな?

 

私はスクールカーストの上位にいたわけではないから学生時代にもどりたいなんて考えはないのだけど、現実世界で役に立たない情報を交換していられたことは貴重な時間だったと思います。