うつ病、無職の雑記帳

孤独です。しあわせになりたい。

ハローワークに行くと凹む

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うつ病になると、心がときめくことがなくなります。そうすると物欲も色欲もなくなってしまいます。何を食べても代り映えがしないので、外食もしません。なので、経済的には助かっています。

 

しかし、そんな日々も6年目となると

 

「私はいったい何のために生きているのだろう?」

 

と考えるようになります。

 

現状打破の手段について考えるのですが、何も思いつきません。仕方なく、良縁があることを願ってハローワークへ行くのです。

 

ハローワークという場所は、順調な人生を送られている方々には縁がない場所だと思うので、ちょっと雰囲気だけでも書いてみます。

 

老いも、若きも、男も、女も、まんべんなく来ています。ここで、笑顔に出会うことはありません。利用者は皆、無表情もしくは不機嫌な顔です。ときどき、ハローワーク職員を相手に怒っている人を見かけます。逆境に見舞われている人たちが集まる場所なので仕方がないのですが、常時、どんよりとした重い空気が漂っています。健康な人でも気分が暗くなり、私のようにうつ病の人はここで呼吸をするたびにヒットポイントが減っていきます。

 

昨日も、そんな場所で求人情報を見てきました。私はうつ病だし、母が認知症なので、社畜になって朝から晩まで働くようなことは出来ないのですが、昨日は奇跡的に希望する求人を見つけました。さっそく、紹介状を出してくれるように事務手続きすると、ハローワーク職員から

 

「これ、求人1名のところに既に13名応募しています。どうされますか?」

 

と遠回しに《無理だと思うよ》と諭されました。それでも、条件が良い求人はなかなか無いので諦めがつかず、何歳くらいの人が応募しているか質問したところ、20代が3名、30代が5名とのこと。私は47歳なので、「こりゃダメだ」と思って諦め、収穫なしで帰りました。

 

こんな風に私は、やる気が出た日にハローワークへ行っては現実を突きつけられてペシャンコに凹まされ、再びやる気が満ちるまで何日もウツウツと暮らすということを繰り返しています。

 

ホント、この世は辛い!