新聞を見ていたら、札幌オリンピックの誘致活動について賛成か反対かのアンケート結果がのっていました。
なんと、東京オリンピックで２億円もの賄賂があったことが明らかになった後でも、札幌市民の５割がオリンピックを札幌で開催してほしいと願っているという、私には衝撃の結果でした。
東京オリンピックは当初、既存の施設を使って低予算で開催するはずでした。
また、東北大地震のあとは復興五輪という目標も掲げていました。
終わってみれば、そのどちらもが嘘だったことが分かっています。
その挙句、組織委員会の理事だった高橋さんは理事として毎月２百万円の給料をもらいながら２億円の賄賂を受け取ったことが分かっています。私はこのお金のいくらかは他の理事へ流れたと思っています。
税金を使ってこんなデタラメなことをやっている上級国民に怒りもせず、今度は冬のオリンピックを札幌でやってくれ、なんて願っている札幌市民は馬鹿です。欧米だったら、オリンピック誘致に反対するデモが起こっても不思議でないと思うのです。
バブル経済崩壊以降、日本人の給料は下がる一方。
税金と社会保障費は上がる一方。
年金の受給年齢は先延ばしになる一方。
もはや日本は先進国ではありません。上級国民の方々に願うことは、税金を使って国民に娯楽を提供しようなんて思わなくて良いから、その分を減税してくださいということです。
